大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: 銀魂−沖田受メイン/たまに他カプ ( No.74 )
日時: 2010/12/11 12:32
名前: 祐希

まかり間違って銀新。
案外楽しくて書いてる僕もびっくりしてたこの作品。


「誘惑すんな!」
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ときどき、あいつはすごく残酷だ。

人の好意に気付かない、ピュアな天然さが。

「――好きなんだよ」

「え、銀さん?」

まるで、「何言ってるの?」って顔付きで。

「・・・あはっ、銀さんにも好きな人いたんですね! 僕、知りませんでしたよー」

その幼い顔で、爽やかに笑って、

――・・・どんだけ俺を、惑わすつもり?

あのねぇ、――あんまり大人をたぶらかすのって良くないよ? 新八。

油断してるのかどうなのか知らないけど、銀さんだって狼なんだよ?

ほら、今だって、着流しから華奢な鎖骨が、ちらちら見え隠れして。

「どうしたんですか? 銀さん。具合悪いとか」

あぁもう、・・・そんな風に覗きこまないでよ。

上目遣いなんかして、誘ってんの?

俺ってばダメな大人だからさ。

赤い唇で、茶色い大きな瞳で、白い肌で、柔らかい黒色の髪で。

・・・銀さん好みなんだよ、お前の、全部が。

「だから、――好きなんだよ」

でも、お前は違うんだろ?

俺のことなんか眼中にない――なんてことは、分かってる。

「銀さん・・・? 何、言って――」

「いひひ。うっそー」

いつものような、だらしない顔をして。

安心させるかのように、優しげな声色を出して。

これでお前を騙して、油断させて、――スキを作ってさ。

「なぁ、ぱっつぁん」

「何ですか?」

「今だけ、






――銀さんの、恋人になってよ」



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初銀新。
御気分を害された方は、すぐに僕こと祐希にお申しつけを。
すぐに削除しまs((((