大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 銀魂−沖田受メイン/たまに他カプ ( No.100 )
- 日時: 2010/12/30 12:15
- 名前: 祐希
休憩、ガチで休憩。兄弟パロ早く終わらしたいがために書きすぎた。
お題強奪してきたので、趣味に突っ走ってやるぜ!w
−−−−−−−−−−
▼... エプロン【銀魂−新八×沖田】
買い物から帰ってきて、真っ先に目に飛び込んだのは。
「お、沖田さん・・・?」
沖田さんの、エプロン姿。
「おう、眼鏡。邪魔してるぜィ」
「や、邪魔してるぜィじゃなくてですね・・・」
何でエプロン着てるんですか。
そして何でかたわらに銀さんがいるんですか。
神楽ちゃんはどこに行ったんですか。
――ツッコミどころ満載!!
「あぁ、沖田くんはね、バレンタインのチョコ作るためにここ来て銀さんに教えてもらってんの。神楽は『サディストが来た!』って言って定春とどっか行っちまった」
銀さん、人の心読んでなおかつその質問に答えるのやめてもらえませんか。
本当怖いんですけど。
「まぁ、てゆーワケでィ。真選組にゃ世話になってる人もいっぱいいるんでね。作ってやってるわけでさァ」
――作ってやってる、ですね。
沖田さんらしいや。
「あ、もちろん旦那の分もありやすぜ」
「マジで! うわ、嬉しいんですけど。銀さん喜んでイイ?」
「真選組のためにビターチョコですけどねィ」
「沖田くん・・・そのサディスティックな笑い方やめて。銀さんブチ切れるから」
その辺のカップルよろしくなことをされては僕も黙っちゃいられない。
怒りが頂点に達しようとしたその時。
「あ、眼鏡の分も作ってやすぜ。チャイナにはねーけど」
チャイナには酢昆布で充分だろ、とポケットから酢昆布を取り出した沖田さん。
――正直、僕すごく嬉しいんですけど。
「あら、銀さんだけじゃなかったの」
残念そうな顔をする銀さんは、「ま、いいや。チョコもらえれば」と開き直り、キッチンに戻った。
銀さんがキッチンに行ったのを確認して、沖田さんが僕の方を向いた。
「――眼鏡のは、甘いやつでさァ」
しーっ、と内緒話をするかのように人差し指を自分の口もとへ近づけて囁いた。
「僕も、沖田さんには甘いチョコを作ってあげますよ」
――そんな僕らの内緒話。