大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 銀魂−沖田受中心 [ 銀沖うp ] ( No.281 )
- 日時: 2011/04/08 19:03
- 名前: 祐希
- 参照: またもコメディライトの修正版←
【 綺麗な桜の木の下で、 】
花見に出掛けたあの日のこと、君はまだ憶えてる?
俺はそれまでずっと君に話しかけたくて仕方なかったけど、話せないままだったんだよ。
なぜかって?
――俺は、君のことが好きだったから。
簡単に話しかけられるほど、俺は軟派なやつじゃなかったし。
――何より、話しかけていいのかさえ迷った。
そのくらい、君のこと好きだったってこと。
君への想いは誰にも負けない――なんて台詞をよく聞くけどさ。
それと同じ。俺だってそのくらい想ってたんだよ。信じられないかもしれないけど。
俺みたいなやつとは絶対釣り合わないような、そんな子で。
いっそ、諦めることができたなら、どれだけ気が楽になるのかなんて考えたりもしたし。
でも、俺って諦めきれない性格っぽいからさ。
だからずっと、好きなままだったんだ。
中1の春から、中3の春まで。
ずっと君のこと想ってた。でも言葉にできなかった。
俺は意外に弱気なやつだから、どこかで言葉にするのを躊躇って、言わないままだった。
そんなときに、あの花見の誘いがきた。
まさか、君も一緒だったなんて、考えもしなかったんだ。
君が、あの綺麗な桜の下で、微笑んでる姿を見てた。
あの笑顔を、俺に向けてくれることはないのかな――なんて、淡い期待もしたりして。
気付いたら、俺は君の隣にいて。
「綺麗だね」って、君に話しかけてたんだ。
驚いたよ。あんなにも話しかけるのをためらっていた俺が、こんなに簡単に話しかけてるなんて。
でも、君はうなずいてくれたね。
「そうですねィ。やっぱり、この時期だから綺麗なんでさァ」
って、綺麗に笑って。
そのとき、俺は思った。
( きみのほうが綺麗だけど )
その言葉はまだ、伝えられないまま。
◆
多分これは、学ぱろの一部かと思われ((ry
コメディライトの修正ですが、ほとんどしてないっていう←
僕的には銀沖かなあと思ったけれど、母に聞いたら「沖田の怖さをまだ知らない山崎」だそうで。
つまるところ、母的には山沖だそうです。
なので山沖にしとこうかなとか思ってます。