大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: 銀魂−沖田受メイン/たまに他カプ ( No.67 )
日時: 2010/12/04 17:27
名前: 祐希

13.

「銀チャーン!」

「あ? 何だぁ神楽」

隣の席のチャイナ娘こと神楽は、朝からハイテンションだった。

――だから銀さん低血圧だって言ってんだろーが。

マジでコイツの声、頭ん中で響いてんだけど。

キンキンすらぁ。

「銀チャン、弟できたってホントアルか!?」

「あぁ?」

・・・確かに、弟はできたが。

何でコイツが知ってる?

「今朝、学校来てる途中に銀チャン見かけたネ! そしたら隣にちっちゃいのいたアル」

・・・言っとくけど、お前の方が小っちゃいからな、神楽。

「えっ、そうなんですか? 銀さん」

眼鏡をかけ直した新八が、キョトンとした顔で問う。

「あぁ、弟ってーか・・・ま、弟だな」

「制服一緒だったアル。何年生?」

コイツ、目ぇ良すぎじゃね?

どっから見てたんだよ。

「あぁ、1年生だとよ」

「ちょっと見てくるネ!」

言った瞬間、あの桃色の髪は見えなくなっていた。

「相変わらず早いですねー、神楽ちゃんは」



――のんびりと、新八が呟いた。