大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: [創作BL]くるくるまわる ( No.23 )
日時: 2014/09/02 18:17
名前: 千千坊

 そんで俺が向かうのは大学でひた隠しにされてるなんちゃってホストクラブ。先生にもそこそこ人気なので半ば黙認されてる。わぐっち先輩が言った通りここは女の子に夢を見させるところ。お酒はないけど、うんまあ人気なんじゃないかなー



「あーゆーたん!」



「おひさし、姫たちー」



「あはは、今日も軽いねー」



「ま、お堅いのはわぐっちのキャラだからね、こんな俺じゃいや?」



「ううん。あたしはこれくらいがちょうどいい」



「これくらいってヒドイなー捨てないで」



「捨てない捨てない」



「ゆーたん犬みたいー」



「わんっ」



「きゃ、」




「・・・オオカミかもよ?」




「きゃー!!」



 虚しくならないかって?これがけっこう楽しいんだよね、ほら向こうの丸先輩なんか、女の子たちに囲まれて慰めてもらってるし、




「川口先輩!あまり丸くんをいじめないで!!」



「そうだよ、丸ちゃんこんなに泣いちゃって」





「すいません、この店のことを考えるとつい熱くなってしまって・・・姫たちの王子を傷つけた罰をお許しください・・・」





 わぐっちなんか誰・・・?って感じだし、



「や、そんな・・・別に」



「川口・・・」



「丸藤、悪かった」



「いや、俺の方こそ熱くなって勢いで・・・」



「それだけ店のこと考えてくれてるってことだろ?」



「川口!俺、ここの店もここに来てくれるお姫様たちも、ここで働くみんなも大好き!!」



「まったく浮気性だな」




「きゃー!!!!」





 みたいなそんなやりとり。えっと全部演技であとで丸先輩をわぐっち先輩がなだめるんだろうけど。丸ちゃんもここまでできるんだから相当だよなー、息ピッタリ。




「ねー?ゆーたんも・・・その・・・」




「俺?」



「・・・男の子が好きだったりするの?」





 なんか今聞かれるのは苦しいんだけど・・・





「姫はどっちだと思う?」




「あはは、悠太女好きじゃん!」


「そうだよ、なに聞いてんの美咲ー」


「そうだよね!」



「そうそう・・・俺には姫たちだけだよ」




 あー俺なんで涼に・・・キスしちゃったんだろう。失敗したな・・・絶対手出さないって決めてたのに・・・







「・・・失恋でもした?ゆーたん」



「今日どうしたの美咲?」



「うーん、なんかゆーたん今日、犬臭が半端ない」




「ま、確かに」



「もしかして悠太、丸先輩に恋してるとか?」



「ありえるありえる」


「マジうける、絶対ないってー」



「だって」





 ていう会話をトイレで耳にしてしまった。俺どんな悲惨な顔してんだ・・・ショックだ・・・





「あの、わ・・・川口先輩」



「わ、悠太君だ」


「ちょっと怖いよね」




「姫たち、ちょっと席を外すね」




「はーい」


「川口君気をつけてね」



「はは、今生の別れじゃないんだから、気をつけていってきます」




「いってらっしゃーい」





 そんな相変わらずなわぐっちとちょっとスタッフルームへ



「・・・わぐっち」



「どうしたゆーたん?なんか嫌なことでもあったか?」



「・・・その」



「さっき俺が言ったこと気にしてるのか?辞めたいならやめても」


「違くて。・・・ここはまだしばらく続けたいなっておもうよ?先輩たちも他のキャストもいい人ばっかだし、姫たちも可愛いし・・・」




「そうか。ならどうしたんだ?ここ来た時からなんか今日ずっと変だぞ、ゆーたん」




「俺ずっと変?犬臭する?」



「はっ、なんだよ犬臭って、たしかに落ち込んでるように見えるけど・・・?」



「俺さ・・・」




 あれ、ちょっとまって先輩ってゲイに耐性あるのかな、冗談だったらいくらでも平気なんだろうけど丸先輩とのやり取り見てれば・・・でもこれマジに相談して大丈夫か・・・?先輩なら苦手でもちゃんと返してくれるだけの器はあるだろうけどそれも・・・どうなんだ




「あ・・・その、」



「ん?」




「えっと・・・その俺・・・」




「お前がそんななるのって初めてだな、かわいい」



「っ?」







 今先輩なんて言った?


「キスしていいか?」



「・・・先輩俺をからかってます?冗談なら・・・んっ」



「本気だけど」




 すぐ唇を離してからイケメンな顔がアップになる。先輩のキス顔かっこいい。なんて間抜けなことを考えてるうちに口の中を侵されていく。




「ぅ・・・んっ、はあ・・・」



「キスうまいなゆーたん、流石やりちんだな」



「・・・なんで」



「上あご弱いのかわいい」



「んんっ、ふっ・・・は、せんぱ、」




 なんで俺こんなわぐっち先輩とキスしてんの?




「お前、大丈夫か?」


「じゃないっす・・・先輩触ってるって、収まんないって・・・どうすんのこれ・・・」



「だから、触ってるんだろ」



「意味わかんね、てか姫たち待ってる・・・」



「じゃ、早くいかせてやる」



「っ、そういう意味じゃない!・・・っあ」



「いきそう?」



「・・・はぁ、汚れる・・・って」



「じゃ、」




 ぱくっと俺のはあったかいところに包まれる。そうかと思えばすぐさま吸われて・・・ていうか先輩うますぎるでしょ、ああ、もうダメ・・・



「っ・・・もう、イク・・・!」






やっちまった・・・
 本日二度目の


 口からせーえきを出す先輩がエロくて、頭が混乱してる・・・



「悠太。お前部屋戻ってろ、その顔で戻るな」



「先輩・・・あの、」



「あとで話聞いてやるから、今日店早く閉めるから帰るなよー」




 もうすでにいつものわぐっち先輩だ。なんだろうこのひと。多分戻ったらいつもみたいに、待たせて悪かったね姫たちとかいうんだろう・・・



 俺・・・混乱しすぎてドキドキしすぎて、やべーよ・・・





「川口・・・先輩・・・」