大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 【銀魂 BL 銀時総受け R-18】 リクエスト募集 (絵有 ( No.20 )
- 日時: 2014/01/04 23:49
- 名前: ヌコ介
「れ、れんめ! な、なにいきなり……!」
「高杉いいい! 貴様、俺を押しのけてなんたることを!」
銀時が口を拭って高杉を睨んでいると、二人と離れた所で呑んでいた桂が怒鳴りを上げた。その顔は鬼の形相と言うヤツである。
桂は人の群れをかきわけ二人の近くまで来ると、高杉の胸倉を引っ掴んで鬼の形相を高杉に近付けた。
「おいおい、ヅラァ。んな怖え顔してどうしたよ? 禿げるぞ」
「禿げんわ! と言うか話しをそらすな! ッ貴様、どさくさにまぎれて銀時の唇を奪いおってえ! ああ! 虫唾が走るう!」
「っは、嫉妬かヅラァ? いけねえぜえ? 男の嫉妬ほど醜いもんはねえよ。それにガキの頃、銀時の最初を取ったのはてめえだろうが。虫唾が走るのは俺の方だ」
「ほざけ! 子供の頃のキスなど数に入らんわ! とにかく、貴様! そこに直れ! たたっ切ってくれよう!」
「上等じゃねえか、ヅラァ。銀時をかけた争奪合戦としゃれこもうじゃねえか」
「上等だ! 目にものを見せてくれよ――」
「てんめえら、いい加減にしろお!」
文句に文句を重ねる言いあいを黙って聞いていた銀時だが、とうとう話しがややこしくなり最終的に刀を抜く話しになったので、さすがに止めに入らないといけないと思い、二人の頭に手を置き、無理矢理二人をのけさせる銀時。
酒のせいで真っ赤になった顔で銀時は怒鳴る。
「ギャー、ギャー、ギャー、ギャー、ギャー、ギャー、ギャー、ギャー……うっせえんだよ! 発情期れふか、こんにゃロー!」
「銀時い! 俺はいつも銀時限定の発情期だ!」
「うれひくないわっ!」
今にでも倒れそうな足取りで銀時が叫ぶ。
PR