大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: 【銀魂 BL 銀総受け R18】 記念小説リク募集中 ( No.23 )
日時: 2014/01/12 20:48
名前: ヌコ介

伍、参照千超え記念小説
 土銀・『きっと、いつかは届いてくれる』


 きっと、どっかでまだ引きずってたんだ。あいつのこと。あの笑顔のこと。

『十四郎さん』

 と、言う、優しい声のこと。

 § § §

「――ひじっ、かたあ……!」
 っはと我に返り、自分の下を見ると、万事屋なんぞと言う怪しげな店の店主である銀髪の顔が目に入った。ああ。また無意識に何でもないことに気をとられていた。
 俺は気を取り直し、自分の下で俺の良いように遊ばれているそいつの中に自身を突き刺した。そうすれば、そいつは俺の思うように高い声を上げる。いつも強がって喧嘩ばっかり吹っ掛けてくるヤツを自分の良いように弄ると言うのは実に感慨深いものだ。だが、正直言うと、どうしてこうなってしまったのか覚えていない。
「ひぅ……! あふぁあ、ひい、っひゃあ、……ひじかっ、ああ゛!」
 男のくせに色のある声。聞いてて、いろんな感情が俺の頭を充満させる。
「万事屋っ、どんな気分だっ? 男に突っ込まれてっ、喘がされるっつうのわよっ? 気持ちいいか?」
「ひっ、ああん、そ、そんな、わかんなっ! ああ゛、ん!」
 気持ちいいか気持ちよくないか。んなの、見りゃわかる。だからこそ、こいつの口から聞きてえんだ。「気持ちいい」と言う素直な一言が。
「気持ちいいんだろ? 男に無理矢理突っ込まれて、良いところ無理矢理突かれるのが好きなんだろ? 言ってみろよ、気持ちいいってよ。淫乱万事屋」
「い、いんらんじゃ、なっ、あひっ、んあああ゛!」
「あ? 淫乱じゃねえだあ? 今の自分見ながらそれ言えんのか?」
 痛い言葉を浴びせれば万事屋は俺好みの顔をして、俺を見つめてくる。そして、中にある俺のそれを強く引き締める。何度かこうやってするうちに、こいつは言葉攻めに弱いと言うことがわかった。
「ひじかっ、あああん、あっああっああん、は、ああっ!」