大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: 【銀魂 BL 銀総受け R18】 記念小説リク募集中 ( No.27 )
日時: 2014/01/12 23:46
名前: ヌコ介

伍、参照千超え記念小説2
 沖銀・『自分の趣味で人を開花させないで』

「旦那あ〜。鞭打ちと首輪、他にも、いくつか、ありやすけど、どれがいいですかい?」
 銀時しかいない万事屋に訪れた真選組の沖田がまず発した一言は、それだった。

 § § §

「……沖田君さあ、これなんのドッキリ番組よ?」
 所変わって、インモラルな光が特徴の、いわゆるラブホ。
 先ほどまで万事屋にいた銀時なのだが、行き成り訪れた沖田の予期もしない迅速な行動に目も向けられず今に至る。
 SMプレイ店らしく、ピンクが目立つ部屋には自称Sの銀時が知る限りのあらゆるSMプレイ道具が置かれていた。
「ドッキリなんてひどいでさあ。さっきから言ってるじゃないですかい。正真正銘、俺あ今日旦那をおとすんでさあ」
 大きなベットの上にお互い向き合い、正座の姿勢で座っている。
 沖田が首を傾けてケロリと言ってみせるので、さすがの銀時も白目をむくしか出来なくなる。
「ちょっと待てよ沖田君。俺オッサンよ? 三十路近いオッサンよ? 進撃の○人のバカ怖い兵長と同じで、あんま年齢出てないけど、オッサンなのよ? そりゃもう沖田君がビックリするほど」
「愛に年なんて関係ないでさあ」
「だあれ?! このS王子にこんな爽やかなセリフ教えたの?! だあれ?!」
 誰もいない空間に向かって叫んでみれば、「現実逃避しないで下せえ」と沖田は銀時の肩に手を置く。
「旦那、まさかと思いやすが、俺が本当に冗談でこんなこと言ってると思うんですかい?」
 真正面から面と向かって言われると言葉が無くなる。
 銀時の知る沖田と言う人間はこんな真面目な顔で冗談を言うヤツではない。もっと、こう。少しだけ不器用で。器用なんだけれども、細か作業が出来ない人間なのだ。
「で、でも考え直してみろって沖田くうん。こんなオッサン掘るより、吉原にでも言って遊女買う方が良いって。ほら、沖田君人気投票上位だしい?」
「一位がなに言ってるんですかい。ケンカ売ってるなら買ってやりますぜい」
「どこにケンカ売る暇あったよ!」
 「とにかく」言いながら、沖田は銀時を優しくベットに押し倒す。優しすぎるその押し倒し方に、目の前の沖田が沖田ではないように思える銀時。

「旦那は……銀時さんは俺の下で喘いでくれてたら良いんでさあ」