大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 【銀魂 BL 銀総受け R18】 記念小説リク募集中 ( No.31 )
- 日時: 2014/02/08 10:32
- 名前: ヌコ介
うわあ、やべえ。めっちゃいてえ。でも、なんか気持ちい気も……。
「銀時」
傷口を舐めるのを一旦辞めて、高杉は俺の顔を見た。俺も閉じていた目を開けて、高杉を見た。傷口からにじみ出た血が高杉の口の周りに少しついてる。
「いてえか?」
当り前だろうが。
そう言うと、高杉は口角を上げて笑った。ホント、趣味わりいって言うか、気味わりいって言うか……。
「そりゃあ、良かった」
そう言って俺の胸元に静かにキスをする。
「ッ――! い、良いわけねえだろうが、バカ杉! 閉じかけてた傷口開きやがって! ぶっ殺すぞ、て――」
「銀時」
高杉の顔が俺の顔のすぐ近くに来た。紫がかかった黒い目が、俺を映してる。一瞬ゾクッとした。
それを悟られねえように、「んだよ」と言う。
「……てめえは、生きてんだ」
静かに高杉は言った。
「……なに、当たり前のこと言ってんだ。っあ、わかった。お前どっかで頭撃ったんだ。そうだそうだ。だから、一発ぶん殴れば元に戻――」
「銀時」
さっきより強い口調。つい、押し黙ってしまう。
高杉は俺の方に顔を埋めた。何やってんだ、こいつ。
「いてえのは、生きてるからだ。生きてるっつうことは、いてえ事がある事だ。それぐらい分かんだろ」
わかんねえよ、んな難しい事。つうか、こいつ、何いてえの。
「……だから、屍(かばね)みてえな顔してんじゃねえよ」
何が言いてえのか、なんとなくわかった。これだから、晋ちゃんは。
「だから、銀時、」
「てめえは、ガキですかあ。こんなまどろっこしい事する暇があんなら綺麗なお姉さんでもカマかけて俺に紹介しろ」
てめえの言いたいことなんざ分かってんだよ。ったく。こんなまどろっこしい事しやがって。まじバカだ、こいつ。
「銀時」
「あ?」
「続き、すんぞ」
そう言うと、俺の口に自分の口を重ねる高杉。反発でもしてやろうかと思ったけど、やめた。
俺の口ん中に自分の舌を入れてくる。そのキスはどんどん激しくなって、重なるモンから絡みつくモンに。
俺は高杉に答えるように、自分の舌を高杉のそれに絡ませた。
「ふ、ん、……はあ、ん、あ」
――ぴちゃ、ぴちゅ、くちゅ、ちゅ、
水音が耳を襲う。変な感覚だ。
高杉の口が俺から離れた時、俺はすげえ間抜けな顔になっていただろう。
§ § §
「ん、はあ、た、たあすぎ、ほ、ホントにすんのかよっ」
俺の顔の目の前で四つん這いにさせて、肛門に指を入れてる高杉が真顔で、「たりめえだ」と断固した。まじでか。
「で、でも、だれか、来たらっ……、つう、あぁんっ!」
高杉の指が一点を突いた時、変な感覚に襲われて、変な声を出した。
うわあ。俺自身が退くわ。