大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: 【銀魂 BL 銀総受け R18】 記念小説リク募集中 ( No.36 )
日時: 2014/02/09 17:29
名前: ヌコ介

 布越しにも生暖かい白濁の感触が感じられた。
 そこで、オレはやっと考えた。どうして、こんな事をしたのか。
 銀時はオレが覆いかぶさって、自分自身を大きくした。それはつまり。
「銀時……」
「は、あ、ふん、ふぅ……、ら、らっに……?」
 初めて覚えた快楽に呂律が回らずにいる。そんな銀時を愛おしいものを見るような目で俺は見た。きっと、モフモフを見るそれと良い初だっただろう。
「お前は、オレが好きか?」
 オレが聞くと銀時はきょとんとした顔をした。まさかと思うが、自覚が無いのだろうか?
 たかだか、覆いかぶされただけで自分自身を硬直させると言う事は……、つまりそう言う事なんだろう。
「わ、わかんねえ……、でも、づらが、上に乗っても、いやだっては、思わなかった」
 ほら。そう言う事なんだよ、銀時。実を言うと、俺もそうなのかもしれない。きっと銀時相手にこんな事をしたのが、その証明だろう。
「オレは、どうもお前が好きらしい」
 ほへ? と言う顔をする銀時。
 どうにも、無理矢理な気しかせんが、まあ、良いだろう。
 オレは銀時から離れると、改めて自分のした事の重大さを感じた。そう言えば、晋助がこの前独り言のように銀時の事を語っていた気がする。同じように先生もどこか遠くを見ながら、「銀時」とつぶやくのを聞いたことがある。

 ……と言う事は、今このまま帰ったら、オレは確実に殺されるのでは?
 深く考えるのはやめよう。
 オレは目の前でぐったりしている銀時を見て、小さくほくそ笑んだ。
 とにかく、銀時はオレが嫁に貰おう。よし、そうしよう。

 § § §

「――本当に、あの頃の銀時は妖精のように可愛かった」
 突然、万事屋に来て昔話をしだしたヅラ。それを哀れむような顔で見据える俺。何コイツの顔。何コイツのドヤ顔。ぶん殴りてえええ。
「悪いなあ、ヅラァ。俺あそんな昔の事、覚えてねえ」
 覚えて痛くもねえ。
 てめえ、あの後森ん中で散々盛りやがって。てめえに処女を受け渡すつもりなんて、微塵も無かったつうのに。
「……銀時、俺は今でもお前のことが好きだぞ。……お前は、どうだ?」
 一方的に俺の処女奪った奴がなに言ってんだ。殺すぞ。
「好きなわけねえだろ。こちとら、てめえに処女持ってかれたんだぞ」
「ならば、嫌いか?」
 ……。
 その言葉には答えかねる。
 好きか嫌いか。
 好きじゃねえけど、嫌いじゃねえ。普通ってわけでもねえけど、どっちかって言うと……。
「嫌い寄りの普通だコノヤロー」

             おわり
(はい。無理矢理ですね。でもヅラ銀嫌いじゃないです。)