大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: 【銀魂 BL 銀総受け R18】 記念小説リク募集中 ( No.37 )
日時: 2014/02/23 09:16
名前: ヌコ介

伍・参照千超え記念小説5
 坂銀・『愛・I・哀・曖』

 宇宙貿易戦艦・快援隊の頭を務める坂本辰馬には思いを寄せる人がいる。
 
それは、男の目を魅了する花魁でもなければ、誰にでも意味の無い笑顔を振りまくキャバ嬢でも無い。
 男を惹かせる容姿を持ち、なおかつ、誰かと意味の無い事で馬鹿笑いするのが大好きなヤツ。
 そう、その名も――。


「――金時ー! 仕事が一段落したき、遊びに来たぜよー、――ぶごぅほっ!」
 
 歌舞伎町に看板を出す、万事屋の扉を開け、店の中にそう言い放った坂本の顔面にその店の店主・坂田銀時の蹴りが命中した。

「銀時だっつってんだろうが、クロモジャ。んだよ、金時って。中村か? ストパか? 金魂篇はとっくに終わってんだよ。OPにちょっとしか出てねえくせに、ぶり返してんじゃねえよ。はっ倒すぞ」

 客間に戻り、ソファに座ってジャンプを読む銀時に、顔面に蹴りをくらった坂本が近付く。天然パーマの髪を携えた頭を掻いている。

「なんじゃあ、久しぶりに会ったちゅうに、金時は冷たいのお」
「だから、銀時だっつってんだろっ! 話し聞いてたあ?! つうか、こっちはてめえなんかに会いたくともなんともねえんだよ!」
「そぎゃ、いつもの子供はどこじゃき? 宇宙産のようかん持って来てやったき、みんなで食べればと思ったんじゃが……」
「てめえ、ホント、話しそらすの上手いな?! ……新八と神楽ならちょうど出てる。分かったらようかんだけ置いて帰れ」

 よし、神楽たちが帰ってくる前にようかんを食べよう。
 そう思った銀時だが。

「そりゃあ、ちょうど良いき」

 

「あ? ――ッ!」

 
 刹那。
 坂本は銀時をソファに押し倒した。