大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 【銀魂 BL 銀総受け R18】 記念小説リク募集中 ( No.38 )
- 日時: 2014/02/22 19:07
- 名前: ヌコ介
一瞬の出来事で、一体なにが起こったのか分からなくなる。
「……、あ、あの……、坂本、さん? ちょ、なんして……」
自分の上に乗る坂本の顔は、いつもと変わらない飄々とした笑顔だ。こう言う坂本はヤバい。それは長年の付き合いだから分かる事だ。
――ああ、ヤバい。
直感的にそう思った。
血の気が引いて行くのも感じた。
「誰もえんちゅうなら、ちょうどよか。……銀時、楽しい事をやるき」
普段は注意したって直さない自分の名前を、今は呼んでいる。それは、誇るべき事なのか、おかしいと思うべき事なのか。
とにかく。
銀時は足りない頭を動かして、ありもしないこの場の打開策を考えた。
§ § §
「――っひ、あぅん、はああんあああっ」
銀時の口から漏れる甲高い喘ぎ声。それは、自分の股に頭をうずめて、銀時のイチモツを舐める坂本に向けられている物で。
銀時は必死に身を捻り、坂本の頭を抑えたりして、なんとか今の状況を打開しようと試みたが、それはどれも意味の無い事であって。
――ぢゅ、ちゅ、くちゅ、ぺろ、ぢゅぢゅっ
「っあ、はあああん、ぁああん、た、たつ、い、イっちゃ、あ……!」
「……ん? イって良いぜよ?」
「儂の口の中に全部吐き出せばいいき」と言う声を聞いた瞬間、ドクンと言う鼓動とともに、銀時のイチモツは性欲を吐き出した。
「ッ――……! あ、ああ、い、イっちゃ……、た、たつまんなかで、っぁ」
プライドもクソも無くなった。
羞恥心も、プライドも、理性も、何もかも。
全てが全て、もう無くなった気がした。
「だああああああああああああああああああああああああああ゛! 男に扱かれてイくとか!? しかも、こんなモッサリ野郎とかあああああああああああああああああああああああ!!!!!!! 綺麗な姉ちゃんならまだしも、こんなモッサリ野郎とか! ああああああああ!」
「あっははー。そんな絶叫することないき。むしろ、宇宙を股に掛ける社長さんをここまで惚れさせた事を誇るき。玉の輿ぜよー?」
「ふっざけたこと言ってんだねええええええええええ! ……って、え……? っは? 惚れてる? っは? お、お前が? え、俺に?」
そこまで言って、銀時はッハとした。
坂本辰馬と言う人間は、いつも掴みどころがなくて、バカで、天パで何を考えているのか全く分からない、モッサリ野郎だが、真面目な時はビックリするほど真面目な、ヤツ……。
「あ、あの、た、たつ、ま?」
「銀時」
坂本の顔が銀時の顔の近くに寄ってきた。そして、ただ触れるだけのキスをすると、優しく笑った。
「これからが本番じゃ。気い、飛ばしたらあかんぜよ?」