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「てめえ、いい加減にしろよっ！」


　怒鳴りながらジャンプ侍に飛びかかる。
　そしたら、驚いたのか、「っえ？」と言う変な声を上げた。変なトーンだった。

「ぬおおおおおおおおお？！」

『ドガシャン――ッ！』


　壮大な音を立てて俺はジャンプ侍に飛び乗った。そのせいで、牛乳がジャンプ侍に掛かってたが知ったこっちゃねえ。


「てめえ、仕事場で好きかってしやがって。どんだけ俺を、怒らせりゃあ気がすむんだ？　ああ？」

　目の前にクナイを突きつけて言う。そして、そこまでしてこの現状不味くね？　と思った。

　まず、今の体制は俺がジャンプ侍に馬乗りになっているという物だという事。次に、俺が飛び乗ったせいで牛乳がジャンプ侍の顔やら服やらに掛かり、まるで男女特有の��アレ�≠ﾉ見える事。


　……
　いやいや。ないない。だって、俺ブスにしか興味ねえもん。

　そんな事を考えてたら、ジャンプ侍が俺の顔じゃなくどこか一点を見てるのに気づいた。


「……何見てんだ」






「……いや、その、てめえ、なんで、……起ってんの……」





　死んだかと思った。