大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 【銀魂 BL 坂田総受け R18】 コメ、リク募集中 ( No.49 )
- 日時: 2014/02/23 16:07
- 名前: ヌコ介
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銀時が真選組屯所に行くと数人の隊士に『取調室』と書かれたプレートが掛かる部屋に連れて行かれた。そして、そこで。
「おー、金時いー! 久しぶりがかー! 今日も別嬪(べっぴん)さんじゃ――、ぶっほふう!」
「金じゃねえっつってんだろおおお!」
対面した瞬間、自分と共にその昔、天人と戦っていた仲間であり、今は宇宙を股に掛ける貿易商人である男――坂本辰馬にドロップキックを喰らわせた銀時。
「おい、誰だこんな宇宙の縮れ毛拾ったヤツア! 責任とってグリーンセンターに捨ててこい」
「酷いぜよー、金時ー。縮れ毛じゃのおて、せめて羊気にしっちょくれー」
「訂正してほしいところはそこなんですかい」
銀時と坂本の噛みあいもクソも無い会話に、沖田が乱入してきた。そしてその後ろには瞳孔が開き気味の真選組が誇る鬼の副長こと、土方の姿が。
「今日の今朝方、ターミナルで公共物にスパーキングしてんのを発見されてな。家もねえ貿易商人なんつう本当かどうかも分からねえ職業してるなんて言いやがって……、一応身元不明者として保護したんだが」
「保護じゃなくて連行で良いですよ税金ドロボー。つうか、そんならなんで俺呼ばれたんだよ」
「身元不明者でも受取人がいれば何とかなるんでね。ですが、その人の言う陸奥≠ネる人に掛けあっても――」
『そげん縮れ毛要らんき。捨てちょって構わん。それも面倒じゃったら万事屋銀ちゃんの店主に拾ってもらうんじゃな』
「――あっははー。陸奥後でぶっ飛ばす」
取調室の中、ポツンと人知れず立つ机に突っ伏し笑顔で坂本は言う。そして、沖田の説明を聞いて盛大にため息を吐く銀時。
「ったく、毎度の事だがてめえは本当に面倒くせえ事だけしやがって。後できっちり迷惑料払ってもらうからな、縮れ毛」
「ほんに迷惑かけるのお、金時ー。お詫びと言っちゃあなんじゃあ、今夜は眠らせな――ぶぼべらっ!」
変な事を言おうとする坂本に銀時は強烈な肘タックルを噛ませる。その顔は赤く染まっていた。それを見て、土方と沖田がピクリと眉を動かした。
「変なこと言ってんじゃねえよ、宇宙の縮れ毛! シバクぞ、コノヤロー!」
坂本の胸倉を引っ掴んで怒鳴り散らす銀時を、土方と沖田が面白くなさそうに見ている。
「……つかぬ事を聞くんですが、旦那はこの人とどんなお関係でい? さっきの話を聞くに、ただのお友達ってわけじゃなさそうですねい」
沖田が静かに聞くと、坂本は意味深気にニッと笑った。