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　「――ひ、土方ク〜ン？　ホント銀さんが悪かったって……。謝るから。謝るからさ〜……いい加減銀さんの尻に刺さったテメェの汚ねぇイチモツ抜いてくれない？」
　二人が同時にイった後、数分ばかり行為を続け休憩と言うところで銀時は言った。
　酔いは本当にもうすっかり冷め、意識もハッキリしている中でハッキリしない今現在の状況……。
　普通なら絶句物だ。
　「うるせぇ。もうちょい、ヤらせろ」
　「テメェは馬鹿かぁ？！　俺の体のことも考えろってんだボケェ！　さっさと抜きやが――っあ……！」
　「だから、テメェは一々うっせぇんだよ」
　大きな声で怒鳴る銀時を黙らせるため、土方は己のイチモツを銀時の中に強く突きつける。
　「ひじかっ……つぁ……な、なんで……ここまで、すんだ……っひゃ……っ、お、俺……軽くキスしただけじゃん……っぅんぁ」
　甘い声を挟んで放たれる銀時の言葉。
　土方は己のイチモツを突きながら「さぁ、っな……！」と言う。
　「ただ――」
　「んぁひゃあ……！　ぁん……？」
　「――お前のキスで欲情した」
　好きでもない奴に。
　いつも喧嘩してる相手に。
　土方は欲情したのだ。
　「んぁ、ひじかっあん……！」
　銀時の甘い声。
　土方はそれを、耳に焼き付けた――。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終わり