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コノシン
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「シンタローー。」
そう言って俺の部屋に入ってくるのはコノハ。
「何だ。用か？」
「うん……！」
なんだか嬉しそうだ。コノハのまわりには花が飛び交っていた。
こいつ普段無表情だから分かりやすいな(笑)
「あのね……！カノにドーナツもらった……！
シンタローと食べなって…！！」
「うんうん、ドーナツか。カノが…ってえ！？カノ！？」
カノの事だからどうせなんか変なの入ってるよ！？絶対！！
「そ、それは手作りなのか？」
「…う、ん？あ、なんかモモが作ったの不味すぎたから
あげるって……！」
「コノハやめろそれは人間が食うものじゃねぇええ！！」
「でもおいしそうだよ〜？」
確かに。モモが作ったにしては上手すぎる。
「多分モモが作ったってうそなんじゃないか？旨そうだし」
「じゃあ食べよう………！」
ドーナツは2つ。めっちゃ旨そうなやつとめっちゃ不味そうなやつ。
「じゃあ僕これ……」
といってコノハは迷わず旨そうな方をとった。
オイ。待て。
「もぐもぐ……はぁ〜おいしかった！あれシンタロー食べないの？」
「あ、あぁ……」
結局俺は食欲に負けて食べてしまった。
「………うま(*⌒▽⌒*)」
うめぇええ！！なんだこれうま！！
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続く