大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: カゲプロ短編集by雪【リク募集】復活しました! ( No.268 )
日時: 2013/11/24 17:25
名前: 雪 ◆y/0mih5ccU

復活記念*カノキド(?)
□■□■□■□■

あぁ……
いつから、こうなったんだろう……

あの頃のキドは、いつも僕を頼ってくれた。
「しゅうや、しゅうや」って。
嬉しかった。いつでも僕を頼ってくれたから。

……だけど

いつからだろう。
……キドは、何でも1人で抱え込むようになった。

……見たんだ、この前キドが1人で泣いているの。
頼ってほしかった。昔みたいに。
「もっと頼っていいんだよ」って、言いたい。
でも、僕なんかが言っても迷惑なんだ。 
僕なんかよりセトの方が頼りになる。なるけど……

「キサラギちゃん、次は君だよ」

寂しい。

だから僕は、寂しさを紛らわせるために

「ん……///激し………か、のさん…///」

自分の気持ちに嘘をついた。

「……動くよ……?」

女の子達には悪いと思ってるよ……。
だけど、キドの事、思い出しちゃうから。

「い、イっちゃ……います…ぅ///」

我慢してね?

……
…………
……………

「……じゃあ」

「……カノさん、行かないで……」

「ごめん。マリーが待ってるから、ね?」

本当に僕は悪い奴だ……。

「あ、カノ……」

「マリー、始めるよ?」

何回目か分からないこの行為。

「んん……///ひゃ……ん」

こんな事してても楽しくない……
僕の身体はキドだけを求めてるんだ……

あぁ……キド…キド……

ガチャリ。

「「!?」」

行為中に鳴るはずのない音。

まさか……

「き、キド……?」

「カ、ノ……お前……」

キドが逃げ出す。

僕は、また……

……なわけない。絶対に。

僕は急いで服を着て、キドを追った。

「カノ!まだ時間が……」

時間……?そんなんどうだっていい。

どんなに沢山の女の子より、僕が欲しいのは……
ただ1人のキドだけ、だから……ね…?


「キド!」


キドは……泣いていた。また1人で。
僕は、黙って後ろからキドを抱きしめる。

「カノ……?」

「そう、だよ」

「マリーはいいのか……?」

「僕が大事なのは、キドだけだから」

あぁ、そんな事より僕は
「頼って」っていう、簡単な言葉を君に伝えたかった。

「……嘘つけ…あんな事してた癖に」

「あれは……キドのせいだから」

「俺……の……?」

「キドが、僕を頼ってくれないから」

「それは……迷惑…だと思ったから…」

迷惑……?

キドも、同じ事考えてたのか。

「僕も……頼ってって言えなかった……僕なんかに頼りたくないよね」

「……! そんな事……ない…あ、りが…とぅ」

キドは、泣き崩れた。
僕はキドに…触れるだけのキスをした。

「キドの事好きだから…もっと頼って?」

言えた……。

「俺も……だ……!」

「……だから…夜、僕の部屋に来て?」

その夜感じた快感は……他の女の子達とは
比べ物にならなかった。

キド、愛してる。

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R18系じゃなくてごめんなさい!