大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: 【参照10000感謝】カゲ腐ロ短編集R18 ( No.407 )
日時: 2014/01/11 10:35
名前: 雪 ◆y/0mih5ccU

風邪引いたorz
っつーことで(どーゆーことだよ)リクエストのコノシン



ある日。
「お散歩行こうよ、シンタロー」
と、コノハが誘ってきた。
ヒキニートの体力不足を心配してくれるのは嬉しいが、また抱え込まれて空を飛び、俺が吐くというオチはいただけない。
「どこまで行くんだ?」
「隣町のネギマ屋さん」
「却下!」
即答。隣町って俺を殺す気か。
「やだ…行くんだもん…」
ゆっくりとコノハの目が赤く染まる。
あ、殺される。
「わ、分かったよ、行けばいいんだろ、行けば」
「ありがとう……!」
「あ、でも空飛ぶのなs…「行くよ〜」うわぁぁあああぁ!!」
空飛ぶなって言っただろうがぁぁ!!
そんな俺を馬鹿にするように、小鳥が「ピッ」と鳴いた。



「はぁ、はぁ……」
予想通り隣町はヒキニートには辛い。
あの後、空を飛ぶというのは封印してもらい、歩いて行くことにした。
最初は余裕だった俺だが、30分も歩いたところで俺の顔は「ム○クの叫び」の人みたいになっていた。
「ついたよ」
「はぁ…死ぬかと…」



「むぐむぐ…」
上手そうに食べるなぁ。
俺は息を整えながらコノハを眺めていた。
白い絹の様な髪。長いまつげ。整った顔立ち…
俺が女なら、間違いなく恋してたと思う。
…………って俺はホモか。
「シンタロー?」
いつの間にかコノハは俺を覗きこんでいた。
近い!ちょ、俺顔赤くなってないよね!?
「い、いや…」
静寂。
「あ、これ食べたいのかぁ…はい、あーん」
と、コノハが食べかけのネギマを差し出してきた。
これハタから見ればすごいキモいぞ…はぁ。
…てゆーか、食べかけ…?
「食べないの?」
「へっ!?あぁ、食べる食べる!」
間接キス、という言葉が頭に渦巻く中、俺はネギマを一口食べた。
「美味しいでしょ?…あ、ついてる」
「?」
コノハが顔を近づけてきて…

チュッ

俺に、キスをした。

「わ、美味しい」
コノハはにやりと笑った。

おいおい…

「確信犯かよコノヤローッ!」

静かな店に、ヒキニートの悲鳴が響きわたった。



ゆる腐わコノシンちゃんぷまい。