15歳以上向け小説投稿サイト「大人小説☆カキコ」。超本格派から秘め事・過激な小説まで！

ヒビモモ（たまにヒビヒヨ）＊8月5日記念（8月15日も）

「好きだ、ヒヨリ。」

その答えを出したのは、何日前だっけ。
結局ヒヨリには断られた。

「私はあんたの本当に好きな人じゃないから、やめとく。」

ってね。じゃあ僕の本当に好きな人は誰なんだよ。
正解を導きだすのに、数日もかかるなんて僕はどれだけ鈍いんだろう。
僕が本当に好きなのは・・・。

「ヒビヤくーん？おーい？どうしたのー？」

今ファミレスで一緒に食事してて（オツキミリサイタル参照）、目の前に座ってる、この人じゃないか。
ヒヨリに感謝しなきゃ。僕に真実を教えてくれた事を。
「ヒヨリの事が好きな自分」は、空想で、想像で、妄想だ。僕自身が盾として使っていただけの感情だ。本当の心は・・・。

「」

移動して「」の隣に座る。そして耳打ちして、僕の本当の気持ちを伝えた。

「大好きだよモモ。ありがとう。」

ほんの少し、涙を浮かべてしまった。

Fin.