大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: カゲプロr18 主にクロアヤ? ( No.20 )
- 日時: 2014/07/01 00:53
- 名前: シア(フィアル)
アイデアが出ないので、ちょいとカノをからかってみます(出せよアイデア
設定は、まだキドセトカノマリしかいなかった頃のメカクシ団アジトです。
* * *
『あっアッ、セ、セト、もうちょっと後ろに……ぁ』
『こっちッスか? えぃっ』
『あぁ……』
「……」
キドがセトの部屋で……何かをしている。
聞こえるんだよ壁越しに。
どうしたんだよキド。エロい声出してさ。
てかまずマリーはどうしたんだよセト!?
「はぁ……」
どうしよう……キドは僕が狙ってたのに!
こうなったらヤケでマリーを襲ってみr
『ああっ! セト! 痛い!』
『ご、ごめんッス……でも、しょうがないッス。固いんスよ』
クソッ! セトめ裏切りやがって……!
部屋に突入するのもいいかもしれないけど、今はもう深夜出し、近所迷惑か。
よし、明日の朝に尋問開始。
おやすみ。
* * *
「ねぇ、キド。昨日セトの部屋で何してたの?」
朝食を並べていたキドにそう告げると、キドはビクッとして動きを止めた。
怪しい……!
「い、いや、オレは別に……何も……」
目を反らしたので、今度はセトに目で問い掛ける。
だが、セトも言葉を濁らせながらそっぽを向く。
マリーはそんな僕らを見て、オロオロしている。
「そ、そんなことより、メシが冷めるぞ!」
「そ、そうッスよ! カノ!」
「み、皆、食べよ?」
僕が不機嫌だからか、皆が焦り始めたが、それは今の僕には逆効果だ。
「もういい」
僕は食べかけのご飯を置いて、アジトを出た。
後ろからキドの制止がかかったが、知るもんか。
僕はただ怒りにまかせて歩いてった。
* * *
「参ったな……カノの奴、相当怒ってるぞ」
「やっぱ、バラした方が――」
「止めろ! それだけは!」
「ねぇ、キド。何かカノを怒らせることしたの?」
「いや、悪いが、マリーはちょっと席を外してくれ……」
マリーはうんと頷いて、食器を流し台に置いてから部屋に戻って行った。
素直なのがいいところだな。
「キド、別にここにいる皆にならバレてもいいじゃないスか」
「……はぁ。そうだな」
オレは覚悟を決め、食器を片付けるために立ち上がった。
* * *
「……ただいま」
夜の12時を回ったころ、僕は帰って来た。
アジトは真っ暗だったが、ちゃんと僕の分の夕飯が残されてあったので、電気をつけて黙々と食べた。
食器を洗っていると、パジャマ姿のキドが部屋から出てきた。
「カノ……その、昨日はすまない。ちゃんと理由を言えばよかった」
「……それで?」
「その、えっと、セトの部屋を見てくれればわかるから」
「ふ〜ん」
変な言葉を残して、キドはセトの部屋へ入っていった。
僕は数分間ソファーでじっとしていた。
すると、また昨夜と同じ声が聞こえてきた。
僕はセトの部屋の扉の前へ行って、しばらく悩んだが扉を開けることにした。
カチャ……。
扉を開けると、そこには――
* * *
「ククク……」
「笑うな!」
翌朝、僕は上機嫌で朝食をとっていた。
セトもクスクス笑っている。
マリーはよくわからない顔をしていたが、とりあえずホッとしていた。
実は、キドはセトにマッサージをしてもらっていただけだった。
さすがセト。バイトの経験を生かして、懲りまくったキドの体によく効いたらしい。
キドは懲りまくっている自分が恥ずかしかったらしく、言い出せなかっただけだった。
「オ、オレだってな! 団長やってたら肩も凝るんだよ!」
「ハイハイ、そーですか」
顔を赤くして、必死に言い訳しまくるキドを見ながら、いつかキドを僕の物にする決意と共に、味噌汁を飲み干した。
* * *
ナンダコレ(^q^)(殴
では、またー