大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: カゲプロr18 主にクロアヤ? ( No.37 )
- 日時: 2014/07/24 11:21
- 名前: シア(フィアル)
元スレ1の小説、こっちにうつしときます
* * *
もう、何度目だろうか……。
薄れそうになる意識の中、涙を流し続ける。
この世界から、あの蛇から皆を解放するには、どうしたらいいんだろう。
何度も何度も考えて、何度も何度も失敗して。
アザミという人が現れて、力を貸す、助けてくれと頼まれた時もあった。
他にも、この世界に飲み込まれたという人たちにも会った。
皆が涙を流し、抵抗し、あの蛇に縛られていく――。
何で私だけ放しているのかわからなかったけれど、今日もひたすら殺される少女を助けるべく、懸命に考え続ける――。
「無駄なことを」
あぁ、またあいつが来た。
口を裂けるまで歪め、笑いながらこっちに来る。
最初は怯えて逃げて、縛られもしたけど、今は立ち向かわないと……。
「なんだいその目は?
力も無いくせに、手をうとうとしたって無駄さ、人間」
私は無言のまま顔を背け、どこへともなく歩き出した。
「待てよ」
チャキッという音に振り替えると、あいつが銃を持って私に構えていた。
ここでは、死んでもループして生き返る。
それをわかっているからこそ、殺しを楽しみにしているのだ。
前は胸を撃たれた。
その前は頭。その前はお腹。その前は――。
もう、何度目だろうか。
あの耐え難い苦痛にも、慣れてしまった。
私は目を閉じ、殺されるのを覚悟した。
だが、今日はあいつの機嫌が違った。
銃をしまう音がして、目を開けると、蛇の力で私の手足を掴み、地面へ倒れさせた。
「……何をするの」
「さて、何でしょう」
ニマニマと笑いながら、蛇に力を込め、私を動けなくした。
そして、そのまま覆い被さってきた。
「君、いい身体してるよね」
乗っかったまま、指先でうなじを、顎を、唇を撫でる。
そのままかぶりつこうと思ったが、首に伸びてきた蛇がそれを許さないとばかりに締め付ける。
目を固く閉じ、恥辱で震えながら、私はあいつの不快な指先を拒めずにいた。
「君と、してみたくなったんだよ……アヤノ」
耳元で名前を呼ばれ、意味を悟り、恐れから目を見開くと、あいつは嫌らしい笑みを浮かべた。
「まだ、したこと無いんだよね?
アヤノの初めて……もらうよ」
「ゃ……め、て……」
首を閉められていて、かすれた声しか出せずに身体をよじっていると、あいつの手がシャツの下から入ってきた。
恥辱でいっぱいになった頭を動かし、精一杯抵抗を試みるが、余計に蛇が力を入れてくる。
やがてその両手は胸まで到達し、私の胸を全身をまさぐり始めた。
「……っ!」
声を出せば気を許したことになりそうで、私は泣きながら声を抑えた。
すると、あいつが私の服を捲り、白い素肌をマフラーを巻いている所までさらけさせた。
「美味しそうだね?」
嫌らしい声がまた耳元で囁き、私はまた目を硬く瞑り、動かない身体をよじらせた。
それが、あいつをますます興奮させたようで、荒い息づかいを感じながら身体を食まれた。
特に胸を濃密な接吻をされたとき、私は我慢できずに声を漏らした。
「ふぁ……んぁ……ゃ」
「可愛いなぁーアヤノ」
手でまさぐりながら、今度は私の頬を伝う涙をなめ始めた。
涙は、止めなきゃと思えば思うほどあふれでて、その間ずっとあいつになめられ続けた。
そして、唇を嫌な感触が撫でる。
「ん……」
「んっ……ゃ、ぁっ……!」
目を開けれない私を嘲笑うかのように、舌が唇を割って、拒む舌を絡めた。
そのまま接吻され、意識を手放しそうになった。
それを懸命に繋ぎ、あいつを睨み付ける。
「あはは……アヤノ、泣いてる」
あいつはしばらくそのままでいたが、そのうち下半身の大きくなっているそれをさらけ出した。
何をするかわかっている以上、本気で拒んだ。
が、それを楽しむかのように、ゆっくり、ゆっくりとスカートを下ろし、下着を剥がした。
「もうこんなに濡れて……。
イっちゃってるんじゃないの?」
足を下からなめ、まさぐりながら、とうとうその指が私のナカに入り込んだ。
「うぁ……あっ……んゃっ……!」
「もっと鳴けよ
指を動かし、ピチャピチャと水音をたてて、あいつは口をつけた。
「甘い……甘いよ、アヤノ……」
身体を強張らせる私に構わず、ひたすらになめられ続けた。
それで終わってくれたらよかったのに……。
「アヤノの初めて……いただきます」
あいつがそれを近づけてきて、遠慮無しに私のナカにズプっと入れた。
身体の奥から強烈な痛みと熱が届き、奥まで進んで行った。
「ホラ、繋がってるんだよ?
感じてる?」
「ぁぁ……んぁ……ぅ」
もう声を抑えることもできずに、私はただ泣き続けた。
ビュルルルッと私のナカで音がして、抵抗する気力と共に、私はそのまま意識を手放した――。