大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: カゲプロr18 主にクロアヤ? ( No.55 )
日時: 2014/10/12 01:33
名前: シア(フィアル)

うーむ……
よし! アイディアまとまった!
ではどぞ! 番外編カノキド!←

  *  *  *

「あのさ、今日は僕がマッサージしようか?」
「あ?」

 今日はセトがバイトで、明日の昼まで帰らない。
 キドは相変わらず肩を回しながら痛そうにしていたので、提案してみた。

「できるのか?」
「一応ね」
「え、カノもマッサージできるんだ!」

 凄いでしょ、とマリーに胸を張り、キドに殴られてから言う。

「ま、まあ多少は楽になるんじゃない? やらないよりましでしょ」
「ふむ……」

 キドはしばらく考えてから、頷く。

「じゃあ、今夜はカノに頼……って俺は別にそこまでトシじゃ」
「わかってるわかってる。毎日痛くなるほど、食材買ってるからだよね?」
「そ、そうだ! 飯の仕度!」

 火をかけっぱなしだった鍋に向かうキドを見て、僕は決心した。
 ――今夜、キドを汚してみせる!

  *  *  *

「キドー、入るよー」
「お、おぅ……」

 キドは、かわいらしいパジャマ姿で、ベッドの端でちょこんと座っていた。
 火照った肌が、艶かしい……。

「さっさと終わらせろよ?」
「ハイハイ、仰せのとーりに」

 ベッドで横になったキドを見ながら、ベッドの横でしゃがむ。
 そして、よくキドが押さえている場所をグッと押してみた。

「んふぁうっ……」
「……!?」

 ちょ、キド、こ、声w
 僕が笑いをこらえていると、キドに殴られた。

「き、気にせずやれ! さっきのとこが凝ってんだ!」

 キドの言う通り、肩がすごい凝っていた。
 僕が押す度に、キドは押さえている声を漏らす。

「んっ、んっ、ふ……んぅっ、あっ、アンッ!」

 声wだから声w
 どんだけ凝ってんのw
 僕が如何わしい事をしているみたいな罪悪感に捕らわれ、僕は声を気にせずただ凝りをほぐした。

「キド、そろそろ平気になった?」
「ぅあ、ああ」

 コクコクと頷くキドを見て、僕は作戦を開始――

「キド! これ使う?」

 ――しようとしたらマリーが入ってきた。
 その手には肩たたき。
 大方、マリーのコレクションの中に紛れ込んでたんだろう。

「おっ、でかしたマリー。ちょっと貸してくれ」

 その肩たたきを使うキドは、ご機嫌なようだ。
 襲える雰囲気ではなかったので、おやすみを言って部屋に戻った。
 ……失敗か。
 まぁ、まだチャンスはある。待ってろよキド!
 的な事を考えている自分がアホらしくなり、僕はすぐ眠った。