大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: カゲプロr18 主にクロアヤ? ( No.75 )
日時: 2014/10/23 01:32
名前: シア(フィアル)

Blessing配信を記念して三回も歌って怒られた、テスト打ち上げの昨日のカラオケ

  *  *  *

「ぅう……」
「……Zzz」

 朝、何故か全裸で目覚めた。
 あれ、俺もしや昨日も……あ、媚薬……飲まされて……。

「つぅ……」

 腹がいてぇ。
 てか、頭の方がいてぇ。
 二日酔いってこんな感じか? ってぐらいいてぇ。

「とにかく……洗わないと……」

 おぼつかない足取りで、俺はシャワーを浴びにいった。


「ふぅ、サッパリした」

 いつもの服を着て、髪を拭きながら出てきた時、寝ていたカノが振り向いた。
 たわ笑い、昨晩の事を言おうとするその口に

「でぃっ!」
「ふぐ……!?」

 氷を投げつけた。
 カノは意外と寒いのに弱いからな。
 マリーのように寒がりで、シンタローのように酔いやすく、俺……じゃなくて、シンタローのように怖がりだ。

「ちょ、ひど……キド〜」
「あっ?」
「昨日の記憶、ないでしょ」
「……?」

 そう言えば、昨日の事があまり思い出せない。

「薬を飲まされたのは覚えているが?」
「そっからは?」
「……ない」
「だろーね」

 それからカノはあれはすごかっただの、キドがエロかっただの、媚薬ってスゲーだの言い出した。
 どうでもいいが、着替えてくんねえかな。


「今日はどうする?」

 カノがバスルームから出てきたので、聞く。
 ホテルの経由で、海にいつでも行けるから、海水浴でもしようかと考えていた。
 それを伝えると、カノは外を見て、ケータイをつついてから言った。

「でも、今日は午後は雨降るよ。明日は晴れるみたいだけど」
「じゃあ、延期だな」

 じゃあホテル内のプールに行こうかと思い、一応雨の日の水は沖縄と言えど寒い気がするのでやめた。
 まだ1月だしな。

「とりあえず、飯だ」
「今日の日替わりスープは味噌汁だって」
「おっ、そうか」

 後で部屋に戻って気付いたんだが、俺はそのままカノと談笑しながら飯をとっていた。
 昨日の事を覚えていなければ、あまり怒りもわいてこないんだな。

  *  *  *

 雨が降るならホテル内で過ごすことにした。
 とりあえず寝るぞ、と昼過ぎまでベッドに入る。
 髪が跳ねまくったカノが鏡の前で奮闘している間に、俺は部屋を出た。

「どこいくの?」
「土産店が二階にあったろ」

 忘れないうちに買っておくことにする。
 こういう時は、親に感謝だ。
 会社は倒産していたが、それでも遺産がすごかったしな。
 マリーが好きそうな、という名目でモフモフのぬいぐるみを見に行ったり、海ぶどうが気になるので買ってみたり、カフェを見つけたのでくつろいでみたり、意外と快適に過ごせた。
 このホテル最高。
 部屋で海ぶどうをつまみながら、読みかけの本を読む。
 プチプチして旨い。しょっぱいけど。
 酒のつまみとか、そういうのに向いているんだろう。

 本を閉じたとき、外は案の定大雨で、かなり遅い時間になっていた。
 カノはまだ帰ってきていない。
 土産の整理をするため、棚からスーツケースを取り出した。
 土産はカノの方に入れる。
 一応本人に聞くと、あまり買い物はしないといっていたから、3分の1のスペースを借りる。
 カノのスーツケースを開け、本とか着替えとかしか入っていない中身を整える。
 その時、とある本を見つけた。
 ……その、アレだ。
 夜のアレの、解説本だ。
 所々付箋がある。
 俺はちょっとした好奇心で、その本を読んでみ

「ただいまー」

 ようとした自分を叱咤し、慌てて奥に突っ込んだ。
 

Re: カゲプロr18 主にクロアヤ? ( No.76 )
日時: 2014/10/27 02:23
名前: シア(フィアル)

「ああ、お帰り」

 気を取り直して荷物を詰め直していると、カノが戻ってきた。
 俺は少しフードを深く被り、目を合わせないようにする。

「あ、海ぶどうだ。食べていい?」
「少しならな」

 サラダにすると美味しいんだってね〜とか言いながら、カノも海ぶどうをつまむ。

「しょっぱい……」
「でも、旨いぞ?」

 荷物整理が終わり、ふーっと溜め息をつく。
 机の上に、ビニール袋が置かれていた。
 中には、箱が入っていた。

「なんだこれ」
「ちんすこう」

 あー、あのお菓子か。

「どうせならサータアンダギーが食べたかったんだけど、見つかんなくて」
「それならカフェで売ってた」
「おっ、確か夜まで空いてたよね? そこで晩御飯にしない?」
「ああ」

 へー、美味しそーとか思いながら箱をひっくり返す。
 装飾に凝ってるな。

「これ、土産か?」
「いや、ここで食べるぶん」
「じゃあ、ここに置いとくぞ」
「了解」

 カノが楽な格好に着替えながら答える。
 俺も箱をテレビの前の台に置き、ヘアゴムを財布にしまい、カノとカフェに向かった。

  *  *  *

「うわぁ、混んでるね」
「雨だしな」

 30分待ちだと言うので、順番に上に戻って読みかけの本を読んで待つ。
 二人で黙々と読書していると、カノがもう読み終わったのか本を閉じて、ぼーっと行き交う人達を眺めていた。
 誰を見ているのだろうと視線の先を見ると、すっごい美人な人がロビーで座っている。
 カノはあの人を見ているのだろうか。
 とか思っていると順番が来た。
 店員さんの案内で席につき、注文などを済ませる。
 俺が髪をくくり、頬杖をついて料理が来るのを待っていると、カノがまた店内を見渡していた。
 そのうち、視線が固定される。
 今度は誰を……と思い、同じ方向を向くと、やっぱり美人がいた。
 女の子同士で盛り上がっている二人組を見ているのか?
 そう思うとモヤモヤして、運ばれてきた料理もあまり味がしなくなった。


「お、本当だ。食後のとこに書いてあるね」

 メニューを見て、料理を食べ終わったカノが呟く。
 俺は頼む気になれなかったが、せっかくだからと、セットメニューを頼んだ。
 本を読みつつ、暇潰しをする。

「キド」

Re: カゲプロr18 主にクロアヤ? ( No.77 )
日時: 2014/10/27 02:37
名前: シア(フィアル)

 カノの呼び掛けに、本から目をそらす。
 カノは頬杖をついて、俺を見ていた。

「なんか、怒ってる?」
「……別に」
「そう」

 また本を読み始めるが、全然内容が頭に入ってこなかった。

  *  *  *

「ふぅー、美味しかったー!」

 なんて言うカノを無視して、エレベーターから降りる。
 部屋に戻り、風呂に入る。
 シャワーに打たれながら、俺はある事を決意した。

「おい、早く入れ」
「あーい」

 テレビを見ていたカノの頭を押し、空いたイスに座る。
 ちんすこうの箱が空いていたので、ちょっと貰う。
 うまい。

「半分こだよね?」
「わかってる。食べないから」 

Re: カゲプロr18 主にクロアヤ? ( No.78 )
日時: 2014/10/29 23:18
名前: シア(フィアル)

 少しつまんで、半分くらい残した状態で箱をしまった。

 ……さて。準備するか。

  *  *  *

 さっきのキド、なーんかおかしかったな。
 怒ってたみたいだけど、心当たりがない。
 僕がボーッとしてたから? いやいや、それですねるキドじゃない。
 あれこれ考えつつ、体を洗っていく。
 今日はどう襲おうかとかニヤニヤする。
 はしたないか。でも、旅行先くらいいいや。
 キドも本当に嫌な時は泣きながら消えちゃうしね。
 シャワーを止めて、バスタオルを手に取り外に出る。

 ……キドがベッドで待っていた。

Re: カゲプロr18 主にクロアヤ? ( No.79 )
日時: 2014/10/30 00:33
名前: シア(フィアル)

「えーっ……と、キド?」
「!」

 ベッドの上で背中を向けていたキドが、ゆっくりと振り返る。
 毛布を被ってるけど、白い肩が見えるから服を着てないのがわかる。

「あれ? キド、誘ってる?」
「……っ、まぁ、そんな、とこ、ろ……っ!」

 か細く、かわいらしい声で言った後、恥ずかしかったのか毛布をぱふっと被ってしまった。
 バスタオルを首にかけ、ベッドに足を乗せる。

「……っ」

 ベッドがぎしっと音を立て、それに反応してキドがぴくっと動く。
 遠慮なく近づいて、キドの肩を掴む。
 振り向かせて、首の後ろを抱きながらキスをした。

「んっ……!」

 キドは目を閉じて、僕の胸に手を置いていた。
 軽く味わって、唇を離す。

「本当に、いいの?」
「…………うん。あの、しゅう……!?」

 キドが何かを口にする前に、唇を塞ぎ、押し倒す。
 目を見開くキドに乗るように体を合わせ、肩を押して動けなくする。
 ビクッとした反応がかわいいキドの頬に手を当て、ひたすら貪る。

「あ、んぅ……!」

 お互いに目を閉じ、吸い尽くす。
 とろけるような甘さを感じながら、糸を引く。

「しゅう……や」
「何? つぼみ」

 虚ろな目をしたキドが、僕の頬に手を当てる。

「今夜は……修也がしたいように、して?」
「!」

 それっていうと、あれかい。
 今までよりずっと激しいのもアリ?
 ■【自主規制】■なことや◆【自主規制】◆もアリかな?

「どうして?」
「だって……修也が気持ちよくなるような事、してないんだもん」

 あー……。
 キドの身体で遊んでばっかだったから。
 キドが乗り気になればヤるつもりだったけど、今日は随分と乗り気だ。

「お願っ……!」
「お願いされたら、仕方ないね」

 キドの唇をきつく塞ぎ、激しく性急なキスをする。
 さあ、今夜は本番だ。

  *  *  *

「んっ……!」

 性急なキスをされ、体が火照る。
 まだ水が滴っているカノの身体も熱く、上半身裸だからか艶めいて見える。
 唇を奪われ、荒い息になってきた私の耳を食んでくる。
 耳にかかる吐息がくすぐったい。

「ふぁ……あ……」

 つい漏れる声を隠しもせず、カノが舐め回す度に疼く身体を必死に硬くしていた。
 その時、カノの指が胸の先に触れる。

「や……っ!」

 緊張で固くなっていたソレをくにくにと動かし、余計に固くなる。

「あっ、んゃ、ぅあ……」

 鳥肌が立ち、押さえきれない衝動に体を揺らす。
 カノはソレを舌で舐め、口に含む。
 噛み砕かれるその感覚に、私は……。

「もっとっ……食べてぇっ……!」
「勿論」

 カノが私の胸を吸い、まるで母乳を吸う赤ん坊のようにしゃぶり始めた。
 その頭を抱え、胸に抱く。

「あぁっ、あああぁぁ……!」

 喘ぐ私を見、カノは胸から口を離す。
 舌を使って、ソレの周囲を舐める。
 触れてほしいソレにギリギリ触れない距離で、舌が這いずり回る。
 決してふくよかとは言えない谷間に顔を挟み、胸元に赤い痕を残す。

「ぅ……っ」

 淡い痛みと共に、身体中が熱を帯びる。
 カノは私の体のあちこちにキスをし、奮い立たせた。
 カチャカチャと音を鳴らし、ベルトを、ズボンを脱ぎ、全裸になる。
 いつもはここで挿入だが、今夜は違う。

「じゃあ、これをし舐めてらおうかな」
「ん」

 目の前に突き出されたカノのモノを、舐める。
 カノが行くように、ペロペロと先の方を舐めていく。

「もっと、舐めてよ」
「んっ!」

 カノは私の髪を掴み、頭を浮かせ、モノを口の奥まで差し込む。
 むせそうになりながら、私はモノを根元まで舐めた。

「ん……ぅあ」
「にぁ……あ」

 身震いしたカノが、モノを引いたかと思うと、液を噴射した。
 口の中で溢れるそれを飲む。
 モノを唇で挟み、溢さないように全て飲み干した。
 少し苦いけれど、確かにそれは甘かった。

「んっ、んっ、んっ」
「……っく……!」

 出し終わったモノをカノが私の口から出し、代わりに指を入れる。
 指で残りの液が引く糸を絡めながら、私の口の中をどろどろにした。
 そうとうエロい顔になったのだろう。
 カノが私の顔を見、すぐにキスをした。
 カノの唾液と液が混ざり合い、とても甘い。
 カノの手が、私のアソコを触る。
 私も手を動かし、カノのモノを触る。
 カノは目を見開いたが、再び閉じて、キスを続けた。
 私はカノのモノを揉み、なぞった。
 濡れたアソコを弄られながら、カノと共にイク。

「ぁ……んあぁっ!」
「ぅ……んっ!」

 モノから液を噴射するカノと、アソコから液を迸らせる私。
 お互いをイカせ、カノはモノをアソコに挿入……せずに、もう1つある穴に挿入する。

「あっ!! しゅ……や……!?」
「好きに、して……いいんでしょ?」

 穴が広げられ、痛みと共に、いつもとは違う質量感を覚える。
 モノを引いたり押したりしながら、私の穴の中で激しく動く。

「あ……ぁあっ!! んゃぁ……!?」

 身体をよじると、更に痛みが増す。
 だが、よじらずにはいられない違和感。
 痛みが突き抜ける中、私は本当の快楽を知った。

「ら、らめっ! らめぇ……これ、以上っ、はぁっ……あっ!!」
「だめ、我慢して」

 カノが腰を引き、奥へとぶっ差す。

「いやぁぁあああああっ!!」

 感じたことのない痛みが貫き、私は動けなくなった。
 やがてヌルリとモノが抜かれ、カノが気絶寸前の私を見る。

「かわいい」

 私の頬を伝う涙を舐め、再度胸も舐める。

「……あっ」

 のけ反る私を見て、カノはモノをアソコに挿入する。
 奥まで入り、腰を揺らす。
 動かない私は頼りなく揺れ、精一杯意識を繋ぎ止めていた。

「ん、あ、あん、う、あんっ」

 何度か揺らした後、カノが大きく腰を引き、ベッドを突き抜ける勢いでぶっ刺した。

「んぁああ……、あああぁぁ……っ!!」

 ナカを締め付け、モノを刺激する。
 途端に液が噴射され、私とカノとの境目がわからなくなった。
 どろどろにとろけながら、私は何度も果てた。
 ボロボロの私を何度も突き刺し、カノも果てた。