大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: カゲプロR18とか書いちゃう← ( No.422 )
- 日時: 2014/08/26 20:02
- 名前: 小鳥遊 悠 ◆ZtIxy9nLcA
まっしゅちゃんの小説です
いきなり書きたくなった切な系
女々しいタロスうひょお←
【伝えること】[遥伸 切な]
「伸太郎君、」
屋上で寝ていたらいきなり起こされた。遥先輩の顔度アップで。
「うわぁ!?な、なんすか…?」
「寝てたから起こしただけなんだけど…びっくりさせちゃったかな?」
「あはは」と笑う遥先輩。良かった、退院したのか。
俺は隠れ恋をしている。遥先輩に、だ。
だが遥先輩は心臓の病気を患っている。重い病気だ。
だからこそ、早めに伝えなければ悔いが残る。
いつ、遥先輩と話せなくなるか分からない。
いつ、遥先輩の笑顔を見れなくなるか分からない。
いつ、遥先輩が動かなくなるか分からない。
らしくないネガティブ思考が頭の中をぐるぐると巡回する。駄目だ、好きな人の末路なんて考えちゃ。いつもの自分を装わなければ。
だが。
「伸太郎君…なんで泣いてるの…?」
「うぁ…」
無理だった。いつもの自分なんて装えなかった。止まってほしい涙は俺の意思を無視してどんどん溢れてくる。
「…伸太郎」
「っ…ぅ…」
ギュッ
いきなりだった。
いきなり呼び捨てされたかと思ったら抱き締められた。
「はるか…せん、ぱ「僕は」
何か強い意志を宿した声で遥先輩は続けて言う。
「僕は病弱でいつもへらへら笑ってて、情けない奴だ。貴音にもいつも怒られて、人を笑わす事しか出来ない」
違う。違うよ。そんな事言わないで。
「でも、」
「伸太郎が好きだと言う誇りがあるんだ」
遥先輩はゆっくりと、感情が隠った口調で告げる。
「だから君に伝える」
「好き。大好き。愛してる」
___俺も、遥。
+++++++++++
それから二年後、また君を見つけた。
前と姿は変わっていたけれど、
『"伸太郎"』
絶対に、思い出させてやるから。
【e n d】
r系が書けないこの頃
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