大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: カノキド子作りr18(^q^) ( No.149 )
日時: 2015/06/19 15:56
名前: 星納 ◆Y5FIMZm95M

うーん、絵文字とか記号は化けやすいですよ
みやs、クロハloves、お越しいただきありがとうございます!
病気パロがまとまってきたので投下します!

  *  *  *

「着替えてくる」

 のろのろとソファーから起き上がったキド。

「大丈夫? 手伝わなくて」
「ああ、このくらいなら」

 顔を赤くさせているキドは、心配でついていった姉ちゃんと一緒に二階に行き、楽なかっこでマスクつきで降りてきた。

「タクシー呼んどいたっす」
「助かる」

 とりあえずまたソファーに座ったキドは、マリーが作った生姜湯を飲んで暖まる。

『ええっと、風邪を治すストレッチ法とかありますよ』
「今は動けないだろ。次」

 エネちゃんが色々調べてくれている。

『一日中暖かく寝てれば、薬に頼らなくてもいい……てゆうか、薬は邪魔だそうです』
「でもタクシー呼んじゃいましたね」
「次」

 うーん、と他の方法を探す。

『寝る前に飲む〜……』
「あ、それ知ってる。カモミールティーでしょ?」
『カモ――あ、ハイ。そうです』
「夜に作っとくね」
「次」

 ム、とエネちゃんが頬を膨らませた。

『ご主人五月蝿いです! ご主人もそのご自慢の記憶力でなんか出したらどうですか!』
「ああもう、わかったうるせぇな!」
「二人とも落ち着いて」

 遥さんが焦りだす。

「確か……ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンC・たんぱく質を取りゃいいから……」
『えっ、そこを覚えているご主人に引きます』
「仕方ねーだろこういう能力なんだから!」
「ヒ、ヒヨリ。何、書いてるの?」
「メモってる。あんたも何か出せば?」

 キドの方を見ると、姉ちゃんが世話をしていた。
 僕は会議に参加したほうがよさそうだ。

「必要なのは肉・魚・豆腐。鍋物がいいだろ」
「それなら今冷蔵庫にあるっす」
「ねぎ味噌・ニラかゆは効きますよ……ああ、ホットミルクも」
「お前によく食べさせてたな」
「とにかく、鍋物かお粥を用意しないと」

 と、ここで車の音がする。
 タクシーが来たようだ。
 僕とキドが玄関に向かう。

「行ってくる」
「行ってきまーす。あ、姉ちゃん。帰ってくるまでにお粥とか作っといてくれるかな」
「わかった。行ってらっしゃい」

 姉ちゃんに鍵を閉めてもらい、目の前のタクシーに乗り込んだ。

  *  *  *

 診察も終わり、会計を済ませ、僕らは帰りのタクシーの中。
 隣でキドが寝ている。
 熱こそ高かったものの、風邪だと言われた。
 インフルではないらしく、血液検査もなかった。
 咳もないから、寝て治すべきだろう。
 穏やかな顔色のキド。
 僕も寝ることにする。

  *  *  *

あ、本編進まねぇ