大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: カノキド子作りr18(^q^) ( No.98 )
- 日時: 2015/03/01 19:40
- 名前: 星納 ◆Y5FIMZm95M
起き抜けに、つぼみが言った。
「おはよう修也、大丈夫?」
「大丈ででででっ」
笑っている僕の頬をつねり、欺いていないか確認された。
「……ほんと?」
「うん」
どこか納得できない様子で、つぼみは口を閉ざした。
しばらく沈黙を保っていたのだが、つぼみはまだ追求してくる。
「私も、火事で焼ける夢をよく見るよ」
「ふーん?」
「ふーんって……まぁ今はいいけど。昨日の修也、刺された時の夢見てたんじゃないの?」
ギクッと固まると、やっぱりと呟かれた。
不機嫌そうな顔が心配そうな顔に変わる。
「怯えた顔で母さんって寝言言って、うなされてるんだからわかるよ」
「いや、別に」
「起きた時もすごい怯えてたじゃん」
「大丈夫だって」
目を反らすと、ぺしっと叩かれる。
本気で心配してくれてるのはわかるんだけど、照れ隠しも許してくれないのか。
「修也。ほんとに何かあるなら言って」
「……」
つぼみの目は、すごく真剣だ。
なんて答えようか考えていると、つぼみの背後でむっくりと起き上がる幸助が。
「おはよ幸助」
「話をそら……もう、おはよ」
「おあようごじゃ……お、おはよ!」
敬語になりかけたところで、つぼみの拳がぐっ、と握られた。
今ので完全に目が覚めた幸助は、顔を洗いにのそのそと出ていった。
「ふぅ。朝ごはんなんだろね?」
「……」
ジト〜っと見てくるつぼみに笑いかけ、僕も下に降りることにする。
ため息を吐いたつぼみは、それ以上追求してこなかった。
* * *
本編更新クソみじけぇw
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