大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: カゲプロ色々書こう!\(^o^)/ ( No.8 )
日時: 2015/01/24 21:00
名前: 京華

未来のヒビヒヨ
”Christmaspresent”
ヒヨリ「早くしなさい!バカヒビヤ!」
ヒビヤ「わかりましたけどヒヨリ様買い物し過ぎです!」
ヒヨリ「良いでしょ別にそのくらい。」
ヒビヤ「お嬢様(我儘)なんだから…。」
ヒヨリ「何かしら?」
ヒビヤ「イエ、ナンデモナイデス。」
ヒヨリ「で、この後はホテルでディナーよね?」
ヒビヤ「そうですが、その前にチェックインさせて頂きますけど。」
ヒヨリ「まあ、その荷物置いておいた方がいいわね。」
ヒビヤ「ヒヨリも泊まるんだけど、僕と一緒だから。」
ヒヨリ「はあ?」
ヒビヤ「僕も我儘言わせてもらうよ。」
ヒビヤ「もう着いたよ?ホテル。」
ヒヨリ「ちゃっちゃとチェックインして荷物置いて来て、それからレストラン来てよ。私先行くから」
ヒビヤ「了解。」
ヒヨリ(ホテルで同室とか少し嬉しいんだけど、全っ体ヒビヤにそんな態度とりたくない!)
ヒヨリ「レストランここよね。」
ウエートレス「ご予約の方はなさっておりますか?」ヒヨリ「はい。雨宮で予約していたはずです。後で一人遅れて来ます。」
ウエートレス「はい、雨宮様ご案内致します。」
案内されたのは夜景が綺麗な窓際の席だった。
ヒビヤ「ごめん!チェックイン時間かかって。待った?」
ヒヨリ「今来たところ」
ヒビヤ「そうですかだところで何食べたい?」
ヒヨリ「魚料理かな。」
ヒビヤ「僕はせっかくChristmasだから、特別なのがいいな。」
ヒヨリ「じゃあ決まりね。すみません」
ウエートレス「ご注文は何でしょう。」
ヒヨリ「えっと、これのAセットで紅茶下さい。ヒビヤは?」
ヒビヤ「僕はこのセットで珈琲下さい。」
ウエートレス「ご注文は以上でよろしいでしょうか?」
ヒビヤヒヨリ「はい。」
ウエートレス「では失礼します。」
ヒヨリ「ねぇ、ヒビヤ。」
ヒビヤ「何?」
ヒヨリ「私、好きな人がいるんだよね。」
ヒビヤ「コノハさんもとい遥さんでしょ?」
ヒヨリ「違う。」
ヒビヤ「えっ…?じゃあ誰なんだよ。」
ヒヨリ「別に誰でもいいでしょ。ヒビヤに似てる(ということにしておく)奴でさ、相談したい事があって。」
ヒビヤ「うん。それで?」
ヒヨリ「結婚して後悔しないのかなって。」
ヒビヤ「…。」
そこで料理が運ばれて話が途切れた。


ヒヨリ「美味しかった」
ヒビヤ「それは良かった。」
ヒヨリ「部屋に行きたいわ、眠い」
ヒビヤ「じゃあはやく行こう」


ヒビヤ「ここ。」
ヒヨリ「綺麗な部屋…。ありがとうね。」
ヒビヤ「珍しいね。ヒヨリがお礼言うなんて。」
ヒヨリ「別にいいでしょ!」
ヒビヤ「で、好きな人って名前何?」
ヒヨリ「!!?」
ヒビヤ「僕には見当つかない。だから教えてよ」
ヒヨリ「・・・だから。」
ヒビヤ「あっそ。僕には教えてくれないわけ。」
ヒヨリ「・・・・もうそれでいいや。」
ヒビヤ「これ、クリスマスプレゼント。あげる。」
ヒヨリ「ちょっどこ行くの?!待って、ヒビヤ」
ヒビヤ「やだ。」






ヒビヤが居なくなったホテルは広く、悲しい。
ヒヨリ「プレゼント何だろ…。」
ヒヨリは急いでヒビヤに渡すはずだったプレゼントを持ち部屋から出た。
ヒビヤを探しに。
プレゼントの意味を聞きに。
そして自分の気持ちを伝えるために。



ヒビヤは宛もなくただ夜の街を散歩していた。
何故あんな行動をとったのかわからない。わかりたくなかった。
見渡す限りカップルだらけの今日をそして東京を呪った。
飛び出したはいいものヒビヤがどこにいるのかわからない。
何であんな事しちゃったんだろ。
泣きそうになった。
とりあえず、今日一緒にみたイルミネーションのクリスマスツリーの所へ行こう。
駄目だったらもうそれで構わない。
プレゼントをしっかり持ち直して走り出した。

ヒヨリ「はあっ、はあっ。」
ヒヨリ「ヒビヤ、いないの…。」
もう泣いてしまおうか。
地面にへたりこんだ。
景色が滲んだ。
?「ヒヨリ?何でここに…。」
顔をあげるとそこにはヒビヤがいた
ヒヨリ「ごめんなさい。私、あんなこと言って。怖かっただけなの。ヒビヤを傷付けるつもりはなかったの。」
ヒビヤ「……。」
ヒヨリ「何か言ってよ。もう私は嫌いになった?もう用済み?私のプレゼント何ていらない?」
ヒビヤ「…僕のプレゼントの意味わかった?」
ヒヨリ「私我儘だからヒビヤの口から言って欲しい。」
ヒビヤ「ヒヨリと結婚したい。けど好きな人いるんだよね。指輪売ってくれないかな。」
ヒヨリ「絶対嫌だ。」
ヒビヤ「もう一回言う。好きな人いるんだよね?」
ヒヨリ「好きな人から指輪もらって結婚して何て言われて売れる訳ないじゃない!」