大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: ハイキュー【BL】影月影日及影 ( No.1 )
- 日時: 2015/01/29 14:10
- 名前: からくりピエロ
お…まずは王道影日からいこうかな。
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…もう何回目かわからない、とある早朝練
何時の日か、勝ちたい、負けたくない。
それと、アイツを抜きたい、越したい。そういう気持ちが
募る体育館に、新たな感情がやってきた。
10月代表決定戦の前の某日。
「やったー!今日も俺いっちばんのりーっ!」
「ハァア?!フライングしたろボゲ!クソ!」
「31勝32敗あと一勝ー!」
「うっせぇボゲ日向ボゲ!」
全力ダッシュで体育館に向かう俺と日向。
ボゲ日向と言うと、意地悪く日向はうっさい妬むなよ!と嫌味をつついてくる。
こうやって、楽しんで部活に来るのも、多分前まではバレーだった…イヤ、今もばれーのアレだけど、
大半こいつだと思う。
「おー、今日も早いな、日向影山は。」
「「はざます!」」
三番目にくる田中さんに息ピッタリ挨拶をして
鍵当番の俺が体育館に入り、ネットを張る。
その間も反対側のネットを背伸びしながら結ぶアイツが目に入り、どうにも集中できなくなってしまう。
「影山!こっちとどかねぇ!」
「チビ。」
「あ?!んだと王様!」
「誰が王様だって?ああ゛?」
「いだいぃだいいだい!冗談!」
「コラー。やめろよー。」
茶番劇を繰り返しているときに
ぬ、と体育館に入ってきた三年生組
東峰さん菅原さん澤村さんが制裁にはいる。
これもいつも通りなのに
何で今、
違う感情が訪れてしまうのか。
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きる!!コメントゥ!コメントゥしてってよ!←
- Re: ハイキュー【BL】影月影日及影 ( No.2 )
- 日時: 2015/01/29 14:24
- 名前: からくりピエロ
「ランニングー!」
「ぅえーい。」
キュ、キュ、と体育館にバレーシューズ独特の音が広がり、それぞれ雑談をしたりしながらランニングをしている。
それは俺と日向も例外では無かった。
「影山は速攻成功させられてねーけどさ」
「してるだろ!」
「俺もフェイントできねーんだよなー」
「俺はできる下手くそ。」
「ぅぐぁ?!お前できんの?!」
「お前ほどへたくそじゃねーからな」
「ぅぐ…一言よけいなんだよ!」
あの梟谷のミミズクヘッドとよばれてる木兎さんに感化されてか、アイツはあれ以来
フェイントを試合でつかったり、あとブロックアウト等をつかって自分なりにやってはいる。
「……つーかお前、今日なんでそんな離れてんだよ」
「ナンダヨ!近寄ってほしーのかよ!お前が攻撃すっからだろ!」
「あ?!むしろくんな!してねーよボゲ!クソボゲ!」
…なんかいつもはすごいウザいくらい近いのに
今日は何故かスゴく遠く感じた。
いつもより割り増しでアイツのことを考えているからだろうか、…俺が今、すきっていったらどうなるかなんて、目に見えている。
きっと断られて、んで集中できなくて試合で失敗。
そんなのがあったら、もう、一緒にはいられなくなるだろ?
だったら気持ちを押し込めて
今だけ、隣にいた方がいいだろ?
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…朝練終了後
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「影山!ぼーっとしてんな!」
「…!…んだよ日向かよびっくりさせんな…。」
「何考えてたんだよ?」
「………お前のことだよ」
と、正直に聞こえないような声でぼそ、と少しだけ呟いて
「なんかいったか?」
という問いかけにも答えないで俺は急いで教室に戻った。
全部全部、全部。
考えることは、お前のことなんて
死んでも口にできない。
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ふぁっ、塾が。
- Re: ハイキュー【BL】影月影日及影 ( No.3 )
- 日時: 2015/01/29 15:06
- 名前: からくりピエロ
時間だけが過ぎ。
「おつかれした!」
「「「したっ!」」」
キャプテンのかけ声と同時に皆が挨拶をして
最後に部室に残った奴が鍵の管理。
まぁたいてい俺か日向で、争いすんだったら別に二人のどっちかにしなよ、と月島にいわれてるほどだ。
「んじゃあ、お先です。」
「おー、月島お疲れ。俺も帰るから影山日向鍵管理頼むな。」
「うス。」
今までなんら気にしなかった、日向と二人きり。
いざ意識してしまうと、何を話せばいいのか分からないし、困惑してしまう。
多分こんなん、日向からしたらなんでもねぇ日常だろうが、俺にとってはかなり難関だった。
「あ、なぁなぁ影山」
「あ?」
「お前、好きな奴とかいねーの?」
…?!イヤこいつ…バカとしか言いようがないだろ、
かといってお前だよ、なんてそんな少女マンガみたいに進むわけでもねーし。
「なんでだよ」
「え、いやお前だまってりゃイケメンみたいなこ女子に言われてるし」
「てめーも一言よけいなんだよボゲ!」
だまってりゃとかうっせぇな!と髪の毛を引っ張る。
いだいいだい!と大げさなリアクションをしながら日向はまだといてくる。
「いねーの?」
「……いる」
「へー、意外だな。お前バレーにしか興味なさそうなのにな」
「あ?!」
まあそうなんだけどな。
結局、好きな奴だってバレーが好きだし
誰よりも上を目指して、前を見る。
それが好きな奴だし、きっとバレーしか頭にない。
「ぎゃくにおめーはいねぇのかよ。」
「いるけどなんかマトモな事はなせてねーし!」
「お前らしいな」
と、ゲス顔をしてかえすと、うっせぇ!とわき腹を殴ってきた。
…しょうがない。アイツにも好きな人はいるだろう、そりゃ高校生だし。見た目はあれだけど。
ー…この際いってみるのもあれだけど、でも今言ったって、
「おまえの好きな奴ってどんなの?!」
「……バカ」
「うわ!好きな奴にそれはねーだろ! 」
「…お前だよ」
…?!イヤ俺なにいって…
…確かに、好きな奴はバカだし、なんか色々うるせぇけど
おまえだよって言うか普通!
ころで試合が無惨なことになるんだろ
でも引き返せないのが普通だろ!
「は?影山なにいってんのお前。真剣な顔で冗談やめろよ!」
ケラケラと笑いながら日向がジャージを着る。
……いらつくこいつ
「マジ」
と、短く言って俺は日向を壁に押しつけた。
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此処できるという。
すまそん。
- Re: ハイキュー【BL】影月影日及影 ( No.4 )
- 日時: 2015/01/29 15:31
- 名前: からくりピエロ
「影山…?」
キョトン、とした様子で俺を見上げてくる。
何が起こってるか日向が五秒くらいで把握すると
顔を真っ赤にしながら壁によりかかりずりおちて座った。
体育座りみたいになって、顔を伏せている。
それにあわせて、おれも膝立ちして壁に手を突きながら問う。
「逆にお前なんでしんじねーんだよ」
冗談、と決めつけられた挙げ句、
顔を伏せて見えないようにしてるし
よくわかんない不可解すぎる行動。
「だってそんなん冗談にしか聞こえねーよ…」
どこが冗談なのか逆に教えてほしいくらいだ。
…日向には、好きな人がいるし
きっといまこうしてるのも、イヤなんだろうか。
「…ッ、俺が今、言おうとしてたんだよバ影山。王様!」
「あ?!なにをだよ意味わかんねーよ!」
「俺が言おうとしたのに、先に俺のことが好きなんて言われたって、冗談にしか思えないだろ!」
一瞬なにが起こったか分からなかった。
すぐにわかったのは、きっとこいつだから。
「…日向顔上げろボゲ。」
「無理ヤダ」
「子供か!顔上げろ!」
うぅ、といってしぶしぶ顔を上げようとする日向。
その顔は真っ赤で、誰よりも愛おしかった。
「影山?」
「…悪い」
俺の名前を疑問に呼ぶ日向をよそめに、少し謝ってから
俺はかるく触れるだけのキスをした。
「ッ?!か、げ…影山…?!んっ…っ」
なにかを言おうとしてるのもお構いなしで
深く、長く口付けをし、唇の間から舌を入れた。
目をつぶって日向がくるしい、と背中をたたいてきて離すと、顔を真っ赤にして、息を荒くしてしかも涙目の日向が目に映った。
「…影山…ッ」
急に抱きついてきてビックリしたけど、理性はそんなもんじゃなかった。
もう、こいつの家が一山こえたさきとか
明日も部活あるだろうとか
俺も早くかえらねぇと夜ご飯がどうだとか
そんなものを全て放棄して
日向を押し倒し
理性のままに日向をみていた。
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ぅっひょあ、R18ってさいしょに言ってなかったからさ
かくにもかけなかったから続きほしい人おねがいしますこめ