大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: ハイキュー【BL】影月影日及影 ( No.24 )
- 日時: 2015/01/30 21:31
- 名前: からくりピエロ
「ぁあーっちぃ。流石にあちぃよなー」
「38°だぞ…大体お前無駄な動き多いんだよ
だからよけいつかれんだよ」
日向はいつも動くときにあーだのわーだのいいながら走る。…のため、余計暑くなってしまうんだろうか。
38°という最悪の室外気温で心なしか皆も
気分が下がってるように見える。
今隣にいるふわふわの此奴意外は。多分。
「?!お前は何時も一言が余計だよ!」
「あ?!だって事実だろうが!」
事実じゃねぇし!と熱くなって日向が答える。
こういうやりとりでさえも熱い。
その間にも、キャプテンの声がかかる。
「はやくしろー。スパイク練1人五本ー」
「うス」
誰より先にてってって、と走っていくアイツの後ろ姿を目で追う
その五月蝿い心臓の気持ちを
俺はまだ知らない。
前半 完
というかこれ328文字しかないからつづけますよん
とくとく、と鳴り響く心臓。
なんかの病気か?と疑うほどに五月蝿くて。
日向をみるとそれが加速して。
「ぬ?!何見てんだよ!やっ、やんにょかコラ!」
無意識に日向に視線がいって、少し戸惑う。
やんのかって、多分明らかに俺が見てたから言ったであろう言葉。
「ちっ…ちげーよ!無駄な動きおおすぎんなとかおもってみてたんだよ!やんねーよ!」
びーびーぎゃーぎゃー。これが何時も通りだと分かっていながらも。
ー
部活後、菅さんに少し話があると言われた。
内容は良く、分からなかった。
『影山の事が…後輩としてじゃなくて、その……好きなんだ』
「?」
『だから、その…、えっと…恋愛感情として!』
恋愛感情…、というものが先ず聞き慣れなかった。
女子の恋バナとか言う奴では多分よくきくことばなんだろう、ただ、今までバレーしかやらなかったせいで、よくわからなかった。
「えと…菅さん、俺、なんか…」
菅さんに告白されたと察して、最初に思い浮かんだのは、無駄な動きが多くて
それでもまっすぐ前をむいて上を目指して急速に進化する
日向だった。
「あ…の、俺、なんかスゴい頭から日向がはなれなくて」
と、惜しげもなく言うと、菅さんは
「あー…やっぱ?」
といって苦笑いした後に
影山が日向を好きなの、大体わかっちゃってたんだよ、とまで言われた。
好き?アイツが?なんで?俺が好きにならなくちゃ…
「エ゛、違うの?」
「好きとかそういうの、よくわかんないっす。…でも、日向はなんか…無意識に見てるし…」
「ホラソレ、ソレって恋だろ?」
「エ」
「え」
恋、なんて、聞いたこともなかった。
「俺が?日向をデスか?」
「影山片言!エー、でも日向はいい人だから、好きになるのも普通だベ。」
「…あいつがいいひと」
はは、と空笑いをしてすみません、と言って部室に戻った。そこには案の定、日向がいた。
みないように、みないように。
絶対に意識したら駄目とかおもいつつ
俺は、今、気づいた。
これは好きって感情で こいつをみてると
心臓が五月蝿くなる。そんで此奴は知らん顔して何時も通り過ごしてるとおもうと、腹が立った。
(なんで俺だけ意識しなくちゃ…。)
巻き添えという形で日向を本能の赴くままに引っ張った。
「?!」
日向はびっくりしたような顔で至近距離の俺を見上げていた。
…夢か、現実か。
日向の顔が赤くなって、俯いた。
「俺、しあいんときまでもやもやすんのやだから言う。俺、菅さんに言われた。おまえが好きなんじゃないかって。」
…これで、嫌い、とか言われたとしても。
もやもやがきえて、今まで通り過ごせるならそれが本望。
「しっ、しらねぇ!」
予想外の答えだった。
嫌いか、好きか。
まぁ好きの確率は低いけど、それでも
真ん中、というかしらないという選択肢はなかった。
「…でも、近くにいるのはイヤじゃない」
そう告げられた試合直前の日
新しい感情に気づくバレーバカのお話(でした)
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なぁ、そういえば、結局お前って好きなの
しるか!
は?
……別に。すきでいーんじゃねーの!
…いみわかんねぇ
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駄文!