大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: ハイキュー!!BL R18書きます【リクも受け付けてます!】 ( No.5 )
日時: 2015/04/01 11:12
名前: 美冬

砕日さんリク「及日」


及川side

今日はうちのバレー部で噂になっている人気のケーキ屋のショートケーキを買うべく、遙々、自転車で30分もかけて来た。
何故買いに来たのかと言うと前に岩ちゃんがそこのケーキを買ってきてくれたのだが俺にだけくれず「お前は自分で買えよ」と言われたからだ。
正直言うとあの言葉にはとてもショックを受けた。
阿吽の呼吸なのに…!!
それはともかく店内へと入ると、ケーキ屋だからなのか女性の客が多い。
中には子供連れの女性の人もいる。

「流石、ケーキ屋だな〜…」

俺がそう呟くと俺より背の低い男の子がこちらに目線を向ける。
お、やっぱりここでも及川さんは人気なのかな?と、思いながらもその目線に気づかないフリをしながら店員の元へと向かう。
俺がカウンターでケーキを並べているセミロングの可愛らしい女の子の店員と目を会わせてにこっと笑うと。

「…へ?あ、あ、あの、えっと…」

顔を赤くしてこちらと目を合わせないように俺に問う。
勿論、ショートケーキが目当てなんだけども。

「あ、ショートケー「あのっ!俺もショートケーキ買います!!」…え?」

後ろから聞こえる聞き覚えのある声。
もしかして…と思いながら振り向くと、オレンジの髪色でくせっ毛の目立つ背の低い男の子______
それは、さっき俺に目線を向けて来た子でもあり、なんとチビちゃんでもあった。

「ん〜?なんでチビちゃんがここに居るのかなぁー?」
「だ、大王様…そ、それは俺もショートケーキ買うために来たんですよっ!」

…目当ての物が一緒だったか。
でもなぁ……

「あの…お客様、ショートケーキは残り一つとなっておりまして…」

そう、ショートケーキは残り一つしか無いのだ。
これをチビちゃんに譲ってしまったらここで出すのもなんだけど県内一のセッターの名が廃るからなぁ…

「チビちゃん、ここは俺に譲るのが良いと思うな〜。先に言ったの俺だし、学校違うけどさ、これでも先輩だよ?」
「う…で、でも言ったって言うか完全には言ってないじゃないですか!それに、妹の分買うつもりなんですけど…!」

いや、妹の分買うって言われて心が揺らぐやつだと思うなよ、チビちゃん。
こうして、チビちゃんとカウンターの前でずっと睨みあっていると。

「えーと…私が言うのも何か可笑しいですが、ショートケーキのホールをお買いになられてはいかがですか…?ホールサイズは誕生日用としてしか出していないんですが、お客様のことも考えて店長に言ったんですが今回は特別に了承していただきまして…。それにあの、及川徹さんもいることだし、と…」

…まさかここで俺が活躍するとは思わなかった。

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続きますよ!?ええ、中途半端とか言わないd((