大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: 【BL、GL】なんでも書くのです ( No.2 )
日時: 2015/05/12 04:40
名前: 律 ◆OWM3ENU9iE

[その想いさえ、]生徒×教師、R18
生徒視点。


罵声が鼓膜を揺さぶる。
やめろ、さわるな、気持ち悪い。
そんな声さえも、俺にとっては心地よかった。
ずちゅ、と無理やり挿入したせいで血がモノにつく。
あは、先生の血。
舐めまわしたいけど、せっかくセックスしてるんだ。
ちゃんとシてからでいい。
皮肉にも、血が潤滑剤の代わりになり、さっきよりはスムーズに動けるようになった。
腰を動かしていると、先生吐いた吐瀉物が気になる。

撒き散らされた吐瀉物を、押さえつけてない手の方ですくった。
つん、と独特の酸っぱい匂いが鼻腔に付く。
未だ泣き喚いて俺を拒否する先生に見せつけるように、それを口に含んだ。
先生の顔がいよいよ恐怖に彩られる。

そんな先生を無視して、きちんと吐瀉物を咀嚼し、ごくりと喉を鳴らし飲み込む。
美味しくはないけど、甘かった。
先生のだからかな?
ふふ、くせになりそー。
耳元でそう囁くと、先生の顔が真っ青に染まる。
先生、百面相だね。
俺はクスクスと笑った。


夕日に照らされた教室。
橙色が窓に反射して、空は赤、黄色、橙色のグラデーションが張られている。
先生、見てよ。
きれいだね。
後で、教卓で犯してあげよっか。
そうすればいつでも思い出すでしょ?
今日のこと。

やだやだと首を左右に激しく振る先生。
ふふ、ジョーダンジョーダン。
だって、かわいい先生が見られちゃうのは嫌だもん。


せーんせぇ。

挿入しながら恍惚と問いかける。
びくり、と先生は肩を大袈裟に揺らした。
あまぁい、あまぁい、群がる女どもなんかには、聞かせたことない声。
先生のお気に入りの優等生がこんなことして、怖い?
先生が信頼してた教え子が、裏切って憎い?
先生、好きだって言ったら、迷惑?
まぁきっと、先生は裏切られたと憎いとしか思ってないだろうけどね。
先生、先生。

だぁいすき。
伝えることはないけど。


(病んだ心の奥に秘めて)
─end