大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: クリック禁止です ( No.1 )
日時: 2016/01/03 11:36
名前: ゆい

これは18禁のNLの恋愛小説です
登場人物は、カレン・スカーレットと朝倉 章太郎です
登場人物の年齢は、高校三年生です
朝倉 丈太郎(あさくら じょうたろう)の視点で書かれています
〜進路と夢と愛情〜
カレンと出会ったのは、高校入試の時だった。
学校の桜道を歩くカレンがまるで外国の映画の1シーンみたいで目が離せなくなった。
しばらく見ているとカレンは、俺の視線に気がつき子供みたいに無邪気に微笑みながら俺の方に向きながら右手を振ってきた。
それが俺がカレンの事が好きになった瞬間だったりする。
それからカレンに話しかけたと言うと根性がなくて、恥ずかしかった事あり、そのまま逃げ出してしまった。
それからカレンの事を目で追いかける事があっても話しかける事は、出来ずにいた。
そして告白しようと決意したのは、高校一年の三学期だった
でも結局告白出来たのは、高校三年生の一学期だったりする。
何て言って告白をしたかは、完全に舞い上がっていた俺は、覚えいない。
カレンに告白した瞬間、一瞬きょとんとすると直ぐに笑いだした。
そしてしばらくしてから自分の涙を手で拭いてから俺を見つめると

『解ったデス〜。
丈太郎の恋人になってあげマス〜〜。』

て言われた。
こうして俺とカレンは、恋人になった。
それから俺とカレンは、二人で勉強したり、お昼休みに弁当を食べたり、一緒に登校と下校したり、休みの日は、デートにも行った。
幸せな日々が続いた。
でも二学期に入ったところからカレンの様子がおかしくなった。
カレンが何かを考えるみたいにぼ〜としたり、つらそうにそうな表情をするのが多くなった。
俺は、そんなカレンを元気つける為にクリスマスデートを計画した。
色々と苦労したけれどもカレンの為だと思うと頑張る事が出来た。
そしてクリスマスデートの当日、待ち合わせ時間の20分前から待ち合わせ場所でカレンを待っていた。
カレンを待っている時は、デートが楽しみで自然と顔がにやけた。
待ち合わせ時間の五分後にカレンは、走りながら近づいてきた。

「もうわけないデス。
寝坊しましたデス。」

カレンは、息をきらせながら自分の両手を合わせてすまなそうに謝った。

「大丈夫だよ。
俺も今来たところだからさ。
それにしてもカレンが寝坊なんて珍しいよね。
何かあったのか?」

俺は、心配そうにカレンを見つめた。

「実は、クリスマスデートが楽しみで寝れなかったデ〜ス。」

カレンは、恥ずかしそうに顔を赤らめながら俯いた。

「それならカレンの期待に答えるように頑張らないとな。」

俺は、両腕を曲げて力こぶを作りながらにっこりと微笑んだ。

「楽しみにしていマス〜。」

カレンは、子供みたいに無邪気な笑みを浮かべながら両手を後ろで組んで俺を見つめた。

「それじゃあ、行こうか、カレン。」

俺は、カレンの方に右手を差し出しながら述べた。

「解りましたデス。
丈太郎、エスコート頼みマス〜。」

カレンは、俺の右手を握りしめてから無邪気ににっこりと微笑んだ。
最初にぬいぐるみや小物が売っているファンシーショップに入った

「わ〜〜、可愛らしお店デス〜。」

カレンは、目をきらきらさせながら店の中を見渡した。

「気に入ってもらえたみたいで良かったよ。」

カレンが嬉しそうに、ぬいぐるみや小物を見たり、触ったりする姿を見ながら喜んでくれて良かったと思った。
そしてしばらくするとアマロリの洋服を着た熊のぬいぐるみを物欲しそうに手を持っていつまでも見つめていた。
俺は、カレンの後ろから近づきカレンに話しかけた。

「そのぬいぐるみを気にいったのなら買ってあげようか?」
カレンは、こちらを振り返ると少しだけ考え込み。

「でもこのぬいぐるみの値段は、結構しますデスヨ。」

カレンは、ぬいぐるみの値段表を見せた。
値段表には、2万円が表示されていた。

「うっ・・・。」

俺は、顔をしからめた。
それを見たカレンは、苦笑いを浮かべた。

「さすがにこれを買って貰うわけには、いかないデス。」

俺は、右手を口元に当てて少しだけ考え込んだ。

「丈太郎、どうかしましたデスカ?」

カレンは、不思議そうに首を傾げながら俺を見つめた。

「うん。」

俺は、小さく頷くとカレンの方に向いてカレンから熊のぬいぐるみを取った。

「熊のぬいぐるみを買ってあげるよ。」
「それは、悪いデス〜。」

カレンは、慌てて両手を振った。

「カレンと初めてのクリスマスデートの記念にプレゼントをしたいんだよ。
だからカレン、この熊のぬいぐるみを貰ってくれると嬉しんだけれども。」

カレンは、少しだけため息を吐いた。

「・・・それなら丈太郎、このぬいぐるみを買って欲しいデス。」

控え目に俺を見つめながら述べた。

「良いよ。
熊のぬいぐるみを買ってあげるね。」

俺は、にっこりと微笑みながら述べた。
熊のぬいぐるみを持ったままレジに向かった。
レジで会計を済ませると熊のぬいぐるみをカレンの方に向けた。

「はい、カレン。」
「ありがとうデス、丈太郎。」

カレンは、熊のぬいぐるみを受け取ると嬉しそうに満面の笑みを浮かべた。
俺は、その笑顔を見れただけでカレンに熊のぬいぐるみをプレゼントを渡したかいがあったと思った。
次は、洋服屋さんに向かった。
洋服屋さんに入るとカレンは、目を輝かせながら店内に飾られてる洋服を手に取って見つめた。

「わお〜〜、可愛らし洋服ばかりでどれを着ようか悩みますデス。」

カレンは、一つの洋服を掴むと試着室に入った。
しばらくするとカレンは試着室から出てきた。

「丈太郎、この洋服は、ワタシに似合ってますデスカ?」

上はピンクのカーディガンとカーディガンの下には白い色のブラウスが来ていて下は青のミニスカートをはいていた。
カレンは、スカート軽く掴んで軽く回った。
カレンの姿があまりにも可愛らしくてかける言葉を忘れてしばらくカレンを見つめた。

「丈太郎・・・?」

カレンの不安そうに俺を見つめながら名前を呼ばれてはっと我にかえった。

「ご、ごめん、カレンの着た洋服の姿があんまりにも可愛らしくて、カレンに見とれていたんだよ・・・。」

俺は、恥ずかしそうに顔を赤らめて自分の頬を人差し指でかき横を向きながら述べた。

「えへへ、そうだったんデスカ。
ならこの洋服を買いマス。」

カレンは、上機嫌でニコニコしながら述べて試着室に入った。
しばらくすると元の洋服に着替えて出てくるとさっきの洋服を持ってレジに向かった。
レジで会計を済ませるとそのままお店を出た。
腕時計を見ると午後の6時を表示されていた。
だから今日のデートは、終わりにしてカレンを家まで送った。
カレンの家の前に来ると突然俯いて黙りこんだ。

「カレン、どうしたんだ・・・?」

俺は、カレンの顔を心配そうに覗きこんだ。

「別れたくないデス・・・。」
「えっ?」

カレンは、辛そうにしながら俺を見つめた。

「高校を卒業したら国に帰らないといけないのデス・・・。
ワタシ、丈太郎と別れたくないデス!!」

カレンは、俺に抱き着いて涙をぼろぼろと流した。

「・・・ねえ、カレン、少し俺の夢の話しを聞いてくれないか?」

俺は、カレンを抱き締め返しながら優しく耳元で囁いた。

「丈太郎の夢デスカ?」

カレンは、俺を抱き締めたまま俺の言葉を聞き返してきた。

「そうだよ。
俺の夢は、通訳者なんだよ。」

カレンは、驚いて俺から離れた。

「通訳者って本気デスカ?」
「本気だよ。」
「でも丈太郎の英語のテストの点数って何点デシタカ?」

カレンは、冷ややかに小馬鹿したみたいに俺を見つめた。

「うっ・・・。
20点だけれども・・・。」

俺は、気まずさそうに横を向きながら話した。

「・・・丈太郎、人には無理な事がありマス。」

カレンは、冷ややかに俺を見つめた。

「無理でも何でも俺は、通訳者になるんだよ。」
「何でそこまで通訳者になりたいんデスカ?」

俺は、頬を人差し指でかきながら述べた。

「・・・カレンと一緒に歩く為だよ。
カレンがいつか帰る事は、解っていたからさ。
俺は、どうしたらずっとカレンと一緒にいられるいっぱい考えたんだよ。
それなら外国で働ける仕事の通訳者になったら良いのではないかという結論にたどりついたんだよ。
そしたらずっとカレンと一緒にいられるし、結婚もできるじゃないかと思ってね。」

俺は、これでもかって位にどや顔で述べた。
それを聞いたカレンは、少しだけきょとんとすると直ぐに口元を押さえて笑い出した。

「くすくすっ。」
「カレン、いきなり笑い出してどうしたんだよ。」

俺は、何故カレンが笑い出したか解らずにきょとんとしながらカレンを見つめた。

「ごめん、丈太郎、まさか、本気だったとは思わなかったデスカラ。」
「何がだよ。」
「告白の時の事デス。
ワタシに丈太郎の嫁になれって言いマシタ。」

カレンは、口元を押さえてくすくす笑いながら述べた。
俺は、一瞬きょとんとするとカレンの言葉を理解し初めて徐々に顔が赤くなった。

「俺は、本当にそんな事を言ったか!?」
「本当デス〜。
確かに丈太郎は、ワタシに、嫁になれって言いマシタ。」

カレンは、意地悪ぽくクスクス笑いながら述べた。

「うぅ・・・忘れてくれ・・・。」

俺は、両手を床について落ち込んだ。

「駄目デス〜〜。
ワタシにこんな面白い事を忘れる事はできないデス。」

カレンは、楽しそうにニコニコしながら述べた。
俺は、どうにか落ち込みから立ち直るとカレンを真剣な表情で見つめた。

「とにかく俺も必ずカレンの国に行くから、待っていてくれないか?」
「解りましたデス。
丈太郎の事を待ってるデス。
でも離れ離れになる前に丈太郎の恋人の証が欲しいデス。」

カレンは、恥ずかしそうに顔を赤らめながら上目遣いで俺を見つめた。

「それって・・・。」
「今日は、親が家に帰って来ないデス。
だから・・・。」

カレンは、俺に軽く俺に抱き着いつて俺を見つめた。

「カレンの気持ちは、解ったよ・・・。」

俺は、カレンを抱き締め返すとしばらくしてからゆっくりとカレンの部屋に向かった。