大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: カゲプロr18 NLBL大歓迎! ( No.552 )
- 日時: 2016/09/24 11:10
- 名前: 海月
*
「…………おいしい?」
「っひゅ、ぅ、むぁ、おいひ、れひゅっ…ん!」
再度傷を付けた指が口内で好き放題暴れる。カノの片手によって与えられる下肢への刺激で舌が回らず、口の端から幾筋もの唾液が伝った。
キスして脱がして撫でて触って…順番は他の奴等とそう変わらないというのに、何故だろう。今日は久しぶりに酷く体の芯が疼いた。困る。カノの動作一つ一つに体が熱くなる。息が上がって、目が潤んで、力が抜けて抵抗の一つ出来なってしまった。
「そっかぁ。ならよかった」
「んーっ、ふゅ、ぅあああ…ッ!!」
優しい優しい声色。にこにこ笑顔で僕自身を握り、手の内で虐められる。達しそうになって、必死で腹に力を込めて我慢した。…あぁ、普段の奴等とならこんな事しなくてもよかったのにな。
精液が体の半分の原動力である僕にとって、「射精」という生理現象は起こすべきではないと思っている。
当たり前だ。ただでさえ体力の代わりなんだ、せっかくの供給中に思いっ切り消費してどうする。
「…なんか、クロハ君しぶといね。イきたくないの?」
「ぁ、ははっ、そりゃぁ、そう、ですよ…っ」
それに、こんな嫌味な奴の手で達するなんて真っ平ゴメンだ。
…普段の、奴等なら。
まず自身が反応すらしなかったし、食事中に「達する」のはタチだけだった。普段の奴等なら。
だから、僕はカノを甘く見過ぎていたのだ。めかくしどおりでいくら有名だとしても、技量はそんなに変わらない筈だと思い込んでいた。
もっと馬鹿にしてやるつもりだった。
「そんなものか」と嘲り、立場を逆転しようと策を練っていた。練っていたんだ、最初だけ。
*
PR