大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- プロローグ「ある初夏の日」 ( No.2 )
- 日時: 2016/04/01 09:43
- 名前: 如月 自由
どうやら正樹は親に「委員会だけは入れ」と脅されたらしい。
しかし委員会で放課後が潰れるのはまっぴらごめんだ、と暇な仕事の委員会を探したという。
そこで見つけたのが、生徒会役員の選挙前後以外は閑職の、選挙管理委員会だったのだ。
ついでに言えば、可愛い子もいっぱいいたという。
というか、これに入った理由の八割はこれだろう。
……話を戻そう。
選挙管理委員会の正樹は、悪ふざけなのか何なのか知らないが、立候補していない俺を勝手に立候補したことにしたのだ。
しかも、当時一年生だったのに生徒会長に。
俺は当然怒った。
生徒会、それも会長なんて、ただの雑用係の係長だろ、と。
それに、一年生が生徒会長になれる訳がないだろ、と。
しかしあのヤリチ____失敬、遊び人正樹は何て言ったと思うか。
『えー、だってさぁ、梓が立候補するのは時間の問題でしょ?だから先に立候補したことにしとこうと思ってぇ?逆に手間省けたって感謝して欲しいわ〜あっははは!』
この後俺がヤリチ____ごほん、遊び人正樹を叩きのめしたのは、言うまでもない。
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