大人二次小説(BLGL・二次15禁)

プロローグ「ある初夏の日」 ( No.4 )
日時: 2016/04/01 09:44
名前: 如月 自由

「てかさ、今日弟くんいないんだね?」
「色々あってな。志雄はしばらく目を覚まさ「兄ちゃあぁんっ!ひっどいよ、いきなりフライパンで頭殴って僕を置いてくなんて!?」
噂をすれば、という奴か。
俺の弟、御代 志雄がいきなり後ろから飛びかかってきた。

俺はすぐさま振り向いて志雄を蹴り飛ばす。
志雄は呻き声を上げて倒れ込んだが、すぐに笑顔で飛び起きた。

「フライパンで頭殴ったのは誰が悪いと思ってる。いきなり朝っぱらから兄貴のイチモツしゃぶろうとしたのはどこのどいつだ」
「だってさ、僕兄ちゃん大好きだもん」
「理由にならん。さっさと天に召されろ変態」
「えぇ、兄ちゃんも一緒ならいいよ?一緒に天国でずっと暮ら「お前一人で死んどけ」

そう吐き捨てて「行くぞ」と正樹と共に昇降口へと向かった。
志雄は不満そうに頬を膨らませたが、諦めたのか、高校一年生の方の昇降口へ向かった。

そう、俺が最近最も気に病んでいることは、一つ下の弟のエキセントリックな変態さである。