大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 第1話「確信犯の眠いふり」 ( No.33 )
- 日時: 2016/04/01 09:53
- 名前: 如月 自由
「確かにそうかもしれないな。ならばそれを有効活用しよう。お前たち目当ての奴でも有志は有志だ」
「兄ちゃん、ほんっとに人の外見に興味ないよね。それに今の、明らかに自分入ってないじゃん」
俺が納得して頷くと、苦笑しながら志雄が言う。
「俺もその美形の枠に入るのか?」
「むしろその筆頭っすよ、会長は!」
沼津は相変わらず元気がよかった。
「そうか、そういうものか。ならなおさら都合が良い。……小貫、ポスターは作り終わるまでどれくらいかかる?」
「自分の外見なのに興味なさ過ぎだよ、梓くん」
ふふっと氷智が笑う。
興味がなさ過ぎと言われても、顔が良いからといって何が変わる訳でもないだろう。
相手に不快感を与えない程度に清潔感があれば、それだけで十分だ。
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