弟にフェラなんかされて、情けないわ気色悪いわで、頭ではやめてほしいと思っている。だが正直に言って、かなり気持ち良い。だからどこかで、やめて欲しくないとも思っていた。抵抗する力が次第に抜け、自然と志雄の肩を掴んでいる手に、力が込もった。情けないし悔しい。弟の背中に爪を立てているなんて。だが体の反応は、どうしようもなかった。恐ろしいことに、俺はすぐにでもイキそうになっていた。だがそれだけは、と紙一重のところで何とか留まっていた。