大人二次小説(BLGL・二次15禁)

第1話「確信犯の眠いふり」 ( No.68 )
日時: 2016/04/01 10:05
名前: 如月 自由

だが、それに業を煮やしたのか、それとも更に興奮したのか、志雄が舌の動きを更に速くした。

「……ああっ!待てっ、志雄、駄目っ、やめ、イ、キそっ、だからぁっ!……」
さっきにも増して、快感が何度も俺を襲う。

強烈な快感と、卑猥な水音と、自分の喘ぎ声と、この情けない状況とで、おかしくなりそうだ。
もうイッてしまってもいいんじゃないかとすら、思えてくる。

ふと志雄と目が合う。
志雄は余裕のなさそうな、それでいて快感に潤んだ瞳で俺を見つめていた。
『もうイッていいよ、兄ちゃん』とそう言っているような気がした。