大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: ヤンデレ書きたいので書きます!← ( No.43 )
日時: 2016/04/01 01:35
名前: HaKu

グロいです。ええ、はい。東方もん消化します。その次はパロです。
【フラレミ】レミリアside

突然だが、私の妹は狂っている。
比喩表現でもないし、常識を持ち合わせていないわけでもない。
正真正銘、本当に狂っているのだ。

元から妹……フランは愛し方が激しかった。
突然、首輪を付けようとするし、さり気なく全裸にさせようとするし。
まあとにかく、変態程度で済む。

霊夢からは、優しすぎると言われた挙句、フランのことをシスコン扱いしてきた。幾らなんでもアレはない。シスコンは……ない。

魔理沙からは寛大な心をお持ちの主のようで、と嫌味っぽく言われた。
神槍…スピアザグングニルを食らわせてやった。


レミリア:咲夜?……聞こえてないのかしら?咲夜〜?

喉が渇いてきたので、紅茶を一杯飲もうと思う。
が、コレ明らかになんかあったよね?

レミリア:副メイド長を呼びましょうか。

チリンチリン
銀製の小さな鐘が音を立てる。
吸血鬼なのに?というツッコミは要らない。散々受けてきたからね。

ついでに言うが、スカーレット家の奴等は皆、銀耐性がある。
つまるところ、私とフランにはどれだけ十字架や銀を向けたって無駄ってことかしら。
私が苦手なのは、大蒜と魚の頭、流水、日光ね。
フランは正しくは魔法少女だし。

メイド:お呼びでしょうか?
レミリア:……咲夜は?

態々、あの時みたいに遠回しに言わなくても良いでしょう。
何があったわけか、私は聞きたいのよね。

メイド:こ、殺されました。何者かによって。
レミリア:タチの悪い冗談なら止せ。

メイドはブルブルと震えていた。
ふん、確かな事実かはわからない以上、疑うべきだ。

メイド:本当、なんです。
レミリア:本当、か。…では、何か仮説はあるか?

あー…言わんこっちゃない。
百聞に如かず、なんて言うのにね。

こうなりゃ、コトバだけでも信じることになるわね。
……はぁ。
何故、咲夜は殺された?

メイド:それが、分からなくて……。
レミリア:……咲夜は厄介な人物だわ。恐らくは紅魔館を奪い取りに来たか、scarlet家の血を求め、vampireが来たか、よ。

そうでなければ、身内がやったことになる。
身内なら、美鈴、パチェ、フラン、小悪魔…ぐらいね。

普段なら、有り得ないけど……?


………………?

レミリア:犯人が、来るわ。
フラン:お姉様、よく分かったのね?
レミリア:パチェの悲鳴に続き、小悪魔も聞こえたわ。美鈴は……はぁ。

頭が痛い。
あ、体調的な方じゃない。
比喩表現的なヤツだ。

フラン:……お姉様、私を放って咲夜とかパチュリーばっかを気にかけるんだもん。お姉様がワルイよ?

ああ、じゃあ、その腕から手を伝って滴り落ちてるのは__。
副メイド長の言う通りだったわ。
アレは間違いなく、咲夜とパチェと小悪魔の血だ。

フラン:お姉様?…ねぇ、ちょっと来てよ。
レミリア:フラン、貴女…殺り過ぎよ。どういうつもり?

どういう風の吹き回しだ。
何?私に見てもらいたい?
そんなちゃちな理由で殺されて堪るか。

フラン:……煩いよ?生意気なお姉様もいいけど。
レミリア:い”ぁ…!?

フラン、待て、何故だ。

レミリア:いだい……ッ、何様のつもり?
フラン:痛がるその表情もいいわ。

羽を壊しておいて、よく言うわ。
パクパクと口を動かすが、声は出なかった。

レミリア:ふぅ……、ダメだ、耐えられない……
フラン:お姉様、だーいすきっ♪

一一一一
レミリア:フラン…本当、ヤンデレ書くの好きね?
フラン:まだつづきがあるの、よんでね?
レミリア:はぁ……まぁいいが。