大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: ヤンデレ書きたいので書きます!← ( No.45 )
日時: 2016/04/01 11:55
名前: HaKu

ヤンデレによくある殺人はあまり好きじゃない((
見れるんですがね、見れるんですが……ね(((

レミリアside

暗闇の中、目を覚ました。
単に明かりがついてないのか……。

フラン:お姉様、御飯…持ってきたよ?
レミリア:……。

その声が合図のように、明かりがパッと付いた。
地下室のような部屋だ。
というかフランの部屋か。
相変わらず、殺風景な部屋だ。

フランの手には、皿があった。
赤く、血肉のような物体が目に映る。
ポタポタと何かが滴り落ち、灰色の床を赤く染めた。

レミリア:一応、聞いておくけど…それは何かしら?
フラン:え?御飯だよ?一生懸命作ったんだ。

ニコッとフランは微笑んだ。

いや、御飯じゃないよね?
明らかに人の肉だよね?

フラン:あ、材料が知りたかったの?これはね、咲夜の太腿だよ。
レミリア:うえぇ……。

食べる気起きねぇよ。
なんでよりによって従者の肉食べなきゃいけないんだよ。
意味わからないよ。

フラン:食べようよ?ほら……

あーんと言いながら血肉が乗ったスプーンを口元に持ってこられても困る。
つまるところ、フランが私に血肉を食べさせようとしている。

……カランカラン

スプーンを手で弾き返す。
スプーンの器に盛られたものはグチャ、と嫌な音を立てて床に散らばった。

咲夜の料理じゃないと……。
こんな中途半端な料理は食べられないわ。

フラン:お姉様?
レミリア:貴女、本当にフラン?

コレはフランじゃないだろう。
私の愛するフランは外れた道を歩いていかない筈。

フラン:……お姉様、大丈夫?
レミリア:フランを心配していって……う”ぁ…!?
フラン:私は正気だよ?…まだ寝惚けてるの?

背中と胸部に鈍い痛みが走る。
漆黒の羽根から赤い液体が垂れていた。

翼が壊された、というべきだろうか。
…付け根が折れていたら翼って言わないか。

レミリア:……フラン!?
フラン:私もお姉様みたいな羽根が欲しい!

フランは自分で自分の羽根を毟り取っていた。
何をしているの……?

フラン:私もお姉様みたいな羽根が生えるわ!
レミリア:止めなさ……ッ

手を伸ばしても、声を絞り出しても、フランには届かなかった。
そればかりか、酷い目眩と痛みが走るばかりだ。

なんでこうなった……?
考えても、考えてもわからない。

ブシャアッ…ポタッ…ポタッ……
最後に見た風景は、部屋一面に赤い薔薇が広がっていた。

一一一一
レミリア:くっそ分かり難い表現してんじゃねぇよ。
フラン:薔薇=血だよ。
レミリア:分かるかボケェ!!
フラン:ヤンデレって言えばヤンデレだよね、ワタシ。
レミリア:……途中から話分かんないんだけど?
フラン:…………それは知らない。
レミリア:おいっ!?