大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: おそ松さん短編集※R指定多め ( No.27 )
- 日時: 2016/07/14 23:24
- 名前: やさいとう ◆6A.DFLIxA2
長編カラおそ
夏恋は馬鹿がひく。2
放課後。
ふと、演劇部の部室である空き教室の前を通ったとき。ものすごい罵声が聞こえた。
いきなりのことに俺はびくりと肩を揺らし、空き教室を一瞥する。
「…カラ松」
罵声を出していたのは、カラ松だった。すると、練習が終わったようでカラ松は周りの奴らと談笑し始める。
帰ろう。
そう思った刹那、カラ松が俺に気付いたようでツカツカと此方に歩いて躊躇無く扉を開けた。
「どうしたんだ?おそ松」
「いや、ちゃんとやってるかなあーって」
「しっ、失礼な…」
すると、カラ松がツツ…と俺の首をなぞった。
「ひあっ…何すんだよお、カラ松う…」
「これはなんだ?」
ワッツハップンドゥ?とおどけた様子できいてくるカラ松は俺の首に貼ってある一枚の絆創膏を指している。ついでに言うと、カラ松目え笑ってねえよ…
「んあー、クラスメートとふざけあいっこしてて、爪で引っ掻かれた。」
「…そうか、ならいい。」
え?いいの?俺一応怪我してんですけどお〜…
「いっみわっかんねー、何ならダメだったんだっつの…」
「は、首に絆創膏といえば、あれしかないだろう!?」
「…あ〜うんうん、あれあれ〜…」
「…分かってないだろ…まあいい、おそ松は鈍感だからなあ…」
「いや、お前に言われたくねえし!」
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