大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: おそ松さん短編集※カラおそ多め ( No.48 )
- 日時: 2016/10/11 00:20
- 名前: やさいとう
おーいぇあ、r18って飽きちゃうのよね、私、知ってた。だが書く
ちょっとカラおそじゃなくておそトド〜ずーっと書きたかったー!
おそトド(あつトド)r18予定
ずっとずっと、前から。
0と1でできた会話をぼーっと眺めてから、相手のアイコンを一瞥する。
「…やっぱ、ぶっさ。」
僕はフレンド一覧のページにいくと、その子を即座にブロック、削除。会話の途中だったけど、まあいいよね。
「うっわー…流石にお兄ちゃんそれは引くわぁ…」
「…なんだよ」
横から一部始終見ていたおそ松兄さんは呆れたような、震えてるような声を発する。僕はジロリと睨むとスマホをポケットに突っ込んだ。
「だって、気ぃ合わないし、ブスだし、おまけには女子力ないし、センスないし。」
「は〜…ま、そんな贅沢言ってらんねぇだろー…」
「…まあ、そうかもしれないけど。」
僕はぷうっと頬を膨らませ、床に寝転がった。
「おそ松兄さんは、あんな奴でもいーの」
「はん?いやぁ、俺はちゃんと決めた子がいるから〜」
「トト子ちゃんでしょ〜?無理無理」
「…違うし」
「…ん?なんかいった?」
「べっつにぃ〜」
んだよ、変なの。
おそ松兄さんは、兄弟である僕らでさえよく分からない。その馬鹿っぽい言動は素なんだろうけど、事実僕らはそんな兄さんに救われてるところはいっぱいある。飄々とした笑顔からも、特に読み取れることはなく。
そんな兄に恋心を抱き始めたのはそう最近でもない。確か、高校3年のときじゃなかっただろうか。
仲良しの女友達には、DV彼氏がいて。そんな彼女の相談にのっていたのは僕だった。まあ、そっからはお察しがつくだろう。
そのDV野郎にぶん殴られる僕。周りは見ても知らんふり。臭いものには蓋を閉じて、私は関係ないって目を逸らす。
そんな人達を掻き分け助けてくれたのは紛れもない、長男だったんだ。DV男を殴るその背中は逞しく、頼りがいがあった。
その日から、今のいままで僕は兄に恋している。まあ、別にそんなこと言う気もなければ言う予定もない。所詮は臆病者だ。
「あれぇ?どっかいくの?」
「うん、合コン」
「よっ、何も無し男〜」
「うっせえ!」
声を荒げて力任せに玄関のドアを閉めると、結構大きな音がなった。
*
「もぉ〜またあつしきゅんにみんなもってかれらうし〜」
「トド松君〜ごめんって」
「うるへー!!思ってねぇだろー!!」
男だけの酒。グラスをテーブルに叩きつけるように置いた。
「…元気だしなって」
「お前のせいだろーがああああ!!!!」
予定より長くなりそう…