大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 文ストBL!正月番外編 太宰×中也 ( No.145 )
- 日時: 2017/01/08 02:08
- 名前: ぽペぽぺ
NOside
「ふ……く…ひぁ…ん…ぅぁ……ちょ…はげし…っや…くぅ… っ………」
段々と蕩けるような表情になっていき、体の力が抜けていく太宰。
こうしている間にも、何処かで織田は悩んでいた。
同意と言えども太宰はまだ子供。
大人の自分が何処かで止めてやらないと、太宰は首領の相手をする度に他の男に求めてしまうのでは無いだろうか…と。
「ふ……んゃ……ぉ…おだしゃ…く…」
太宰は、そんな心情を読み取ってか、呂律の回らない舌で織田を呼んだ。
「…なんだ?」
織田は、手を止め 太宰を見つめる。
太宰も、潤む目で織田を見つめ返し、言った。
「……織田作、だけ…だよ。」
その言葉が織田の鼓膜を震わせた瞬間、織田は、目の前が真っ赤になる錯覚に陥り、ものも考えられぬまま、太宰の片足を軽く持ち上げ、太宰の秘部を露出させた。
太宰の秘部は、綺麗だった。
もしかしたら首領に解されず、無理矢理挿入されているかもしれない。と、内心ヒヤヒヤしていた織田は、胸をなでおろした。
織田は、太宰の秘部を解そうと手を宛てがう。
だが、太宰は「もう解れているから大丈夫だよ。」と制した。
部屋に一瞬、緊張が走る。
織田は、意を決すと 体を起こし、太宰の秘部へ自分のモノを宛がった。
「織田作……キて?」
太宰の言葉が引き金となり、織田は自分のモノを一気に太宰へ挿入した。
「っぁ…は…すっご……おっき…ぃ…っふ……」
「太宰…動くぞ……っ」
織田が余裕なく律動を始めると、部屋に濡れた音と、太宰の喘ぎ声が響き、聴覚を刺激した。
「ん…うっぁ…ぁあ…!は…っく…ぁゃ……んっ…!」
「気持ち良いか…?太宰…っ」
織田が問うと、太宰は喘ぎ混じりに答える。
「きもちぃ……ょ…っ…んぅっあ…ひぁ…」
織田は太宰の答えを聞くと、「コッチも…」と、太宰のを扱いた。
「っあぁ…ソコっ…どう、じぃ……やばぁ…っく…は…ぁ…」
すると 太宰は快感で背中を反らし、無意識にナカを締めた。
「っく……」
織田が苦しげな声をあげる。
太宰は、もう理性のないまま、ただただ優しい快感に身を任せ 喘ぎ続けた。
「っぁ…おだ、しゃ…ぅ…イク…ぁ…イっちゃ………!」
「あぁ、俺も……っ」
織田が絶頂の寸前で太宰から抜けようとする。ナカ出しを防ぐ為であった。
が、太宰は織田の体に足を回し、それを阻止した。
「な…っだ、太宰……っ」
織田が焦って太宰を呼ぶ。
「いいよ、ナカに………っく…は…ひぁ、あぁあぁっっ!!!」
太宰は、言葉の途中で達した。
すると、ナカがきつく締め上げられ織田も追うようにして達した。
「はぁ…っはぁ………」
部屋には暫く、二人分の荒い呼吸だけが流れていたが、落ち着いた頃に、織田が「…抜くぞ…」と、一言太宰に声を掛け、太宰のナカから抜けた。
「…太宰…済まない。結局ナカに……………太宰?」
織田が見ると、太宰は静かに寝息をたてていた。
一日に二回の情事は、いくら若い太宰と言えど体に堪えたのだろう。
織田は、ベッドサイドに置いてあったティッシュを二、三枚取ると、太宰の体を拭きバスルームへ向かった。
〜〜〜
next morning 太宰side
「ん………」
目を開けると 織田作は、シャツを羽織り、出掛ける準備をしていた。
織田作は、私の視線に気付くと「起こしてしまったか?」と言い、近付いてきた。
私は「いや…自然に起きたよ。」とだけ言い、体を起こす。
と、此処で違和感を感じた。
織田作の出したものがナカに残っていなかった。
(洗って…くれた……?)
確かに、少し髪が湿っている。
待て。
ずっと自分は寝ていた。
ということは、決して小さくは無いこの体を運ばせて、風呂に入れてもらったという事……。
「織田作…ごめん。」
私が言うと、織田作は意味を察してくれたのか「気にするな」と言い、シャツの釦を閉めた。
私って…そんなに眠り深かったのか……。
内心で織田作への感謝と共に罪悪感が巻き起こっていた。
織田作は、固まっている私を見ると
「…風邪を引く、早く服を着た方が良いぞ。」
と言い、丁寧に畳んである私の服を顎で示した。
「んー…もう少し寝る!」
私は勢い良くベッドへ潜ると
(こんな心が満たされた幸せな朝………生まれて初めてかもしれない。)
と、そんな事を思い、この心の満たされが永遠に続く事を祈ってそっと目を閉じた。
〜〜〜〜
ラストがこれで、この先の本家の展開を考えると…少し、切ない様な気持ちになります……。
織田作×太宰完結です!!
結構長くなりましたな……
次回より、空芦葉様リクエスト 中乱を投下させていただきます!
相変わらずの亀更新ですが、よろしくお願いします!