大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: 文ストBL!中乱投下! その他cp太宰多め R18 ( No.159 )
日時: 2017/02/21 22:19
名前: ぽぺぽぺ

乱歩は部屋に入ると、迷う事なくリビングへ向かい、テレビを付けると 自分の家へ帰ってきたかの様にソファに座って寛ぎ始めた。

「……………今更何も言わねェが……
風呂入って来るから部屋漁ったりとかするんじゃねぇぞ………」

中也がぐったりした様子で告げると、乱歩はテレビから目を離さぬまま「はいはーい…いってらっしゃーい」とだけ言い、食い入る様にニュースを見ていた。









数十分後………

「あ?何処行きやがった …アイツ…」

風呂から上がり、リビングへ戻ってきてみると、其処はもぬけの殻だった。
ご丁寧にテレビは消され、ソファのクッションまで整えられている。

中也は、キッチン、トイレ、別室を探したが、何処にも乱歩の姿は見当たらない。
そして、残るは寝室だけとなった。

しかし、中也の寝室のドアには 鍵がある。
中也は、仕事道具や書類、帽子等、大切な物は鍵が付いている寝室に保管していた。
自分の留守中に泥棒に入られても大丈夫な様に、普段 鍵はキッチンの目立たない引き出しに隠している。

中也は、キッチンへ向かうと、鍵が入っている引き出しを開け、目を疑った。

(鍵が……………無ぇ!!!!)

気付くと、中也は寝室へ向かって走っていた。そう遠くもない距離を、全力で。

中也は、数秒もしない内に寝室へ辿り着くとドアを開け放った。

其処で中也の目に飛び込んで来たのは…………

「うっさいなぁ……おっきな音出してどうしたの?」

自分のベッドから眠そうに起き上がる乱歩の姿だった。
中也は、静かにベッドへ近付くと 乱歩と視線を交わらせ「……何が目的だ。」と言う。

乱歩は、顔から笑みを消し「目的…って言われてもなぁ………ていうか、怒ってる?」と言い乍ら中也へ向き、中也の目を見つめ返すと ゆっくり話した。

「僕はね、此処にあるマフィアの資料だとか、君のコレクション…素敵帽子には毛程もサッパリ全く興味がない。
僕が興味を持っているのは……………


















君だけだよ。」




それを言い放った乱歩の目 それは、真実を言う人間の持つ 真剣な眼差しだった。

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文章が迷子です…………。