大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 文ストBL!中乱投下! その他cp太宰多め R18 ( No.177 )
- 日時: 2017/04/01 01:19
- 名前: ぽぺぽぺ
「んぅ……んぅ!」
程なくして 乱歩が苦しい、と中也の背中を叩く。
が、中也は、接吻をやめない。
「んぅ!っは…んぅ!!」
中也の背中を叩く乱歩の手が強くなる。
すると、中也は名残惜しそうにゆっくり唇を離した。
「……君の肺活量と……一般人の…肺活量の差は………舐めちゃいけないよ…………」
酸素を求め途切れ途切れに乱歩が言う。
中也は着ていたスウェットに手を掛けながら「そうか……?」と不思議そうな顔をした。
そんな中也に乱歩は いつか君、人殺すよ……と言おうとした。
が、言葉を飲み込んだ。
既に何人も殺しているのだ。
中也は。
慈悲の心や罪悪感の無い人間なんて存在しない。
それが今までの人生を過ごした乱歩の所論であった。
それは、中也も例外ではない。
(コウイウコトをしている時まで理屈っぽい思考は僕の頭から離れない…のか…)
乱歩は内心自分に呆れていた。
何時 何をしていても、乱歩の頭には自分でも気が狂いそうな程に多くの情報が流れ、ぶつかり合っている。
しかし…乱歩は見つけたのだ。
そのごちゃごちゃした頭を一瞬にして空っぽにしてくれるその声を。
自分だけのために向けられたその欲望を。
「ねぇ……中也…僕を、空っぽにして?」
**
中也は、其の乱歩の言葉を聞くと 何も言わずベッドの隣にある棚からローションとゴムを取り出した。
そして其の儘、荒々しくローションを手に出し、乱歩の体に塗りつけた。
「っ………ん…つめ、た…」
「うつ伏せに…解すから…」
乱歩は、力の入らない身体に必死に力を入れて 体制を変え、自然に腰を上げた。
「ゆっくり…するから…」
「っく……ふぅ……」
宣言通りゆっくり、優しく乱歩のナカに指が一本挿入された。
「苦しく…ないか?」
中也が問うと、乱歩は「ん…だぃ、じょ…ぶ…っ」と喘ぎ混じりに返す。
しかしながら、中也は 僅かに残った理性に呪文の如く語り掛けていた。
本当に、本当に良いのか。
これは犯罪なのではないのか。
いや、自分が法に怯える等今更ではないか。
しかし、乱歩を巻き込んでまで法を犯すのは自分のモラルに反するのでは……?
「……も…だい、じょうぶ……だから…っぁ…ぃ、いれ…て……」
求めてくる乱歩。
「っなぁ…本当に……あ…!?」
突如中也に襲った快感。
乱歩が後ろ手に中也のモノを握ったのだ。
「っ…こんなに…しとぃて…っぇ…いまっさ…ら、なに…いってるの………っは…」
「おい、手…止め……っ」
「じゃあ…いれ…て…っぁ…もぅ…っだいじょ…うぁ…だから…っ」
「……………。」
「其れとも…………この…んぅ……まま…ぁ手…で…っひぁ!?」
乱歩のナカから勢い良く指が抜かれた。
「手前は…本当に………煽り上手だなァ…」
乱歩は、此れからクるであろう快感に一つ身体を震わせた。
〜〜〜
一旦止めます!!