大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 文ストBL!中乱投下! その他cp太宰多め R18 ( No.180 )
- 日時: 2017/05/13 00:30
- 名前: ぽぺぽぺ
「挿れるぞ……」
中也が自分のモノを乱歩に宛てがう。
「ん……キて……」
ズッ………
「っく……ぅ…」
「キッツ…力…抜け……っ」
乱歩が苦しげな声を出すと、中也もそれに続き余裕のなさそうな声を出した。
「しばらく…このままで……」
乱歩は中也に動かない様に懇願する。
しかし………
「スマン…そりゃあ無理なお願いだ…ッ」
「っえ、ぁ………っひ…ぁあぁあ…、苦し、ぃ……」
散々乱歩に煽られ続けた中也には、もう理性など残っていない。
乱歩の懇願も虚しく 中也はゆっくりと律動を開始した。
「っはァ…っく……締め付け…すご……」
「く……ぁ…っふ…んうぁ…っぅや…はいってぇ……きて……ぁ…る…ぅ…!」
暫くは、呻く様に苦しげな喘ぎ声を漏らしていた乱歩だったが、苦しさに慣れてくるにつれ、その喘ぎ声に甘い響きが加わる。
「声…上ずってきたな……ッは…ヨくなってきたか……?」
「ん……ヨく…なんて……っえ…」
中也が意地悪く声を掛けると、乱歩は目に涙を溜め、真っ赤に染まった顔を更に赤くしながらそれを否定した。
だが……
「っくぁ……っ!…や、だめぇ…まえ、っいっしょには…っぁあ…っ」
「ここ迄……おっ勃てて……?よく言うなァ?
素直に……ッは……く……ッなれよ…」
中也はその否定を直ぐまた否定する様に、乱歩のモノを握り激しく扱いた。
強い快感に、乱歩は背中を反らせ快感から逃げようとするが、中也にしっかりと腰を掴まれ それは叶わない。
「おい…逃げんな………っぁ……」
「ひ…やぁ、だめ、むりぃ……っや…んぅぅ…っあ…も…だめっ……」
乱歩の声に、さらに焦りのような色が加わると、中也は乱歩のモノを扱く手をいっそう激しく動かし、乱歩を絶頂へと導く。
「ほんとに……っだ……ゃ、も、イく………んっ…はぁ…っくぁ……イっちゃ、ぁ……」
「っ俺も………」
「っう……うぁ……っ!」
「っ……く……」
乱歩が短く痙攣すると、中也もそれに続くように達した。
部屋の沈黙に二人の荒い息遣いが響く。
「ひぅ……ん…っぁ……」
中也がモノを抜くと、ナカから白濁液が追いかけるように流れ出てくる。
乱歩は、両腕で顔を隠しながらもう一度痙攣をした。
その光景をボーッと見つめ、中也は我に帰った。
「あ…結局ゴムつけなかッたなァ……
すまん。」
中也が詫びる。すると、乱歩は腕で顔を隠したまま
「散々煽ったのは…僕の方なんだし…大丈夫だよ」
と、まだ整うことのない呼吸に混じり言った。
「風呂……入るか?」
中也が問うと、乱歩は一回頷いた。
〜〜〜
それから風呂場でもう一度………。
二人はフラフラの状態で寝床へ入った。
「たまたま会ったのに…こんな事になるなんてね。夜の散歩はやっぱり飽きない…」
「下手な嘘は止せよ。」
乱歩がいつもの調子で話し始めると、直ぐさま中也が止めに入った。
「手前が俺とぶつかったあの時……
手前の眼鏡が高い位置から吹っ飛んだろ。
つまりそれは手前が眼鏡を掛けて歩いていた、という事だ。
だが、手前が眼鏡を掛けるのは異能を使う時だけ……」
「なーんだ、バレてたのか……」
乱歩が力の抜けた笑いを含んで言うと、中也はフッと笑った。
「そもそも可笑しいと思ッたんだよ…
職業柄、夜の路地裏で曲がってくる奴は一般人でも避ける様にしてる。
手前とぶつかった時も当然同じ様に避けた。
が、避けきる事が出来なかった。
何故か?手前が俺が避ける方向を、異能で見抜いていたからだ。」
「ご名答だよ。
偶然を装ってから弱味を握って相手に近づく……我ながら良い案だと思ったんだけど…。君がただの筋肉脳だというイメージを改めないといけないね。」
乱歩が何処か誇らしげに言う。
すると中也は
「そう云う作戦は…よくアイツが使ってからな……」
と、溜息混じりに呟いた。
「苦労してるねぇ、君は」
「周りに頭のキレる奴が多いせいでな。
ほら、電気消すぞ」
部屋が闇に包まれる。
乱歩は暗闇を見つめ乍ら、勝手に夜に外出した理由をどう福沢に説明するかを考える事に没頭した。