大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: 色々BL書くよ(コメ返)R18 (文スト多め) ( No.45 )
日時: 2017/01/08 00:43
名前: ぽぺぽぺ

リクエスト

双黒 R18

太宰side


此処は廃ビル。時刻はちょうど深夜の1時を指している頃だろうか。


私と中也は、急ぎ足でビルの廊下を渡っていた。

「おい!太宰!!もっと速く走れ!!」
「無理無理。これが最速だよー」

今回の任務は敵組織の上層部の襲撃。
ちなみに、既に任務は完了している。

なのに、中也は足を遅めようとしない。

「任務は完了したのに、何故そんなに急ぐ必要があるの?
私、もう疲れたのだけれど」

すると中也はあからさまに顔を顰め、半ば怒鳴りながら言った。

「来る時にも話したろ?此処の廃ビルにはそれなりのセキュリティが成されてるんだ!きっと隠しカメラもある!」
「カメラ?そんなのあった?」
「隠しカメラっつってんだろーが!
見つからない所にあるんだ!」
「へいへーーい」

そんな他愛のない(?)会話をしながら足を動かしていると、出口が見えてきた。
もう少しだ。
そう思った時。不意に妙な違和感を感じた。

辺りを見回す。
と、何か矢のような物が目に入った。

矢先は………

「っ!中也!!」

服を掴みこちらへ手繰り寄せる。

「っぐ……っ!」

が、間に合わなかったようだ。
矢は中也の腕に刺さっていた。

「クソっ!」
中也は勢いよく矢を抜くと、一目散に出口に走りだした。
私も後方を確認しながら後に続く。

外へ出るとそこには、ポートマフィアの車が停まっていた。
中也と私が乗り込むと、車はすぐ発車した。

車が発車し、ある程度廃ビルから離れた時、廃ビルの方から爆音が聞こえてきた。

あと、1分でも脱出が遅かったら、確実に巻き込まれていただろう。

車の中には、深い沈黙が流れていた。








……………というのが、さっきまでの出来事。

そして、今………

「ちょ、中也?何、どうしたの?」

私は、自室のベッドで中也に押し倒されていた。

「…………薬だ。」
「薬?」
「矢に、薬が塗られてた。」

……ほほう………成程成程。

「媚薬。だね」
中也の耳元で囁く。
と、中也の体が可愛く跳ねた。

「中也がこんなふうになったのは私の責任でもある…………
しっかり、責任はとるよ。」

私は、中也に口付けをした。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜
一旦切りますすすすすすす
中途半端ですみません