大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 色々BL書くよ(コメ返)R18 (文スト多め) ( No.58 )
- 日時: 2017/01/08 00:56
- 名前: ぽぺぽぺ
やさいとう様リクエスト!
カラおそ(学生松) 全年齢 いきます!!
カラ松side
その気持ちを自覚したのは中学生の時だった。
その日は何故かボーっとする日で
いつもは楽しい部活にも身が入らなかった。
(今日はteacherに怒られてしまった不覚だ………)
暗い気分で下駄箱に向かう。と
「よっ!カラ松!」
下駄箱におそ松が立っていた。
「なんで…こんな時間まで学校に?」
時刻は6時をまわっている。
部活に所属していないおそ松ならもうとっくに家に帰っていても可笑しくはない時間だ。
「いやーそれが今日の数学の小テスト0点でさ…」
「…補習か」
「yes」
「でも、こんな時間まで補習やってたのか?」
お疲れ、と言うつもりだった。
しかし、先に口を開いたのは、おそ松だった。
「…待ってた。」
「え?」
「カラ松を、待ってた!」
二カっと笑うおそ松。
トクン
「カラ松?どうした?黙り込んで…」
「あ、あぁ、なんでもない。…さぁ帰ろう。」
隠れるようにして靴を取りにいく。
トクン トクン トクン
(そうか…これが……)
カラ松は、下駄箱に寄りかかり高鳴る心臓を押さえた。
「カラ松ー?」
「すまない、今行く。」
靴を履き替えおそ松を向く。
その時のおそ松は、夕日に照らされて綺麗なオレンジ色に輝いていた。
NOside 〜帰り道〜
「なぁ、カラ松」
「なんだ?」
「お前ってさ、好きな人…とか、いる?」
「っま、まあ…それなりに…」
「ふーん………」
沈黙がふたりを包み込む。
「待ってる。」
「?」
「俺達は、まだ子供だ。」
「あぁ、分かってる。」
「大人になるまで、ずっと待ってる。」
夕日は、静かに二人を照らしていた。
…………その頃だろうか、カラ松がバイトを始め、おそ松とカラ松があまり顔を合わせることがなくなったのは。
おそ松side 〜それから3年後〜
「あーーーーー暇だな………」
俺達は絶賛ニート中だ。
全く…いつからこんなんになってしまったんだか……
ガラッ
「ん?あぁ、カラ松おかえりー」
「おそ松」
「なんだよ、帰って来るなりそうそうかしこまっ…て……って、カラ松…それ…」
カラ松の手には、小さく四角い箱が握られていた。
「遅くなってすまなかった。おそ松
俺と、付き合ってください。」
変わらない関係。
変えられない関係。
変わらない日常。
そんな日々のなかで、変えられるものがあるのなら……
時を越えて 今…………………
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私的、箱の中には指輪が入っている気がします!←