大人二次小説(BLGL・二次15禁)

Re: BL色々書くよ(森 ×太宰 )(文スト多)R18 ( No.73 )
日時: 2016/10/04 22:25
名前: ぽぺぽぺ

続きいきます!!!




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太宰がその行為を知ったのは、ポートマフィアの最年少幹部となって間も無い頃。

ただただ 不可解で違和感を感じるだけだったその行為はいつの間にか当然 必然のものになり、瞬く間に日常へと溶け込んでいった。

そんな日常に現れた樺色の髪を持つ少年。
……彼と出会ってからというもの任務が忙しくなり、その行為はほぼ消滅していたに等しかった。

故に、油断していたのだ。
彼の鋭さに。
彼の残虐非道な本性に。



「ん……んぅ……んぁ……ふ…ぅ…んん…ぐ……」


部屋に耳を覆いたくなるそうな淫な水音が響く。

「いいよ…太宰君……君を見込んだ私の目は狂っていなかったようだ……ほら…もっと喉の奥まで…」

「ぐっ…!ん…んぅ…ぁ…ふ…ぅん…は…ぐぅ…っ…」

苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ…っ

忘れかけていた息苦しさ、久しぶりの苦しみに、太宰は顔を顰めた。

「今から少し君から目を離す…が、口を離さないように。」

森は、そう太宰に告げると、テーブルの上にある電話機に手を伸ばした。

森が受話器を耳に宛て、間もなく 森は話し始めた。

「私だ、先程の放送の件で。…うん、内容に変わりはない。この後 2時37分30秒にそれを流して欲しい。………よろしく。」

(秒単位……流石は時間の規律に厳しいマフィアだ…1秒でも ずらそうものならきっとクビが飛ぶんだろうなぁ…)
太宰は頭の中でどこか呑気に考えた。

(それにしても…私が口淫をしていても声が少しも震えない………)


森が受話器を置く。


「っ…出すよ…零さないように……っ」

「ん…んぅ……っっ!!!!」

突然口の中に広がる苦味。
予想もしていなかったタイミングに、喉を締めるのを忘れ、咽て吐き出しそうになるが、ぐっと堪え喉越しの悪い白濁液を胃の中へと押しやった。

「っは…はぁ…か…は…っ…」

太宰は、白濁液を全て飲み込むと、長い間止めていた呼吸を再開した。酸素不足で眩暈がする。

呼吸が落ち着くと、太宰は森の顔を見上げた。
…と、森と目が合う。

「太宰君…顔に安堵の表情が見受けられるけれど…これで終わったと思っているのではあるまいね?」

(……やはりこの後も………)

「あ…の、首領……」
「なんだい?」
「私は…もうあなたと行為をすることは…」
「何故?」
「それは……………っ」
「中原君、かな?」
「……!!
知っていたのですか………」
「そりゃあもちろん。君と中原君が組むと決めた時点で君達が「そういう」関係になる確率は十分にあったからね。」
「左様…ですか」
「でも、それが理由なのだとしたら受け入れられないな。」

「……は……」

「私にとってね、君と行為をするにあたっての君の感情はどうでもいいのだよ」
「………と、いいますと……?…」
「説明せずとも君なら分かる筈だ。」

その時、太宰は確信した。

この人からは、逃げられない。と



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すみません!止めます!!