大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 東方の好きなCPを書きたい。 ( No.2 )
- 日時: 2016/07/26 11:08
- 名前: あんこ大福
マリアリ書きたい((
魔理沙さんがどーのこーのするお話です。
ーーーー魔理沙視点
今日はアリスの家へ行く約束だ。
....うぅ〜、緊張するぜ.....私から誘ったんだけどな..。
「か、髪の毛とか...大丈夫だよなっ!?」
大きな鏡とにらめっこする。
其所にはいつもと変わらない私の姿が映されていた。
アリスは私がこれだけ苦労しているなんて知らないだろう。
..いや、知ってたらからかわれるに決まってる!!
「やっべ、もう時間じゃねぇか!!」
好感度が上がるこの絶好の機会に遅刻する訳にはいかない。
...とはいえ、箒で飛べば問題は無いのだけど。
朝からテンパり過ぎだぜ、私...。
........ん?
って、ぶつか____!!
「うぎゃあああああああああああああああああ!!!」
「あ、危ないって....」
「あいてっ!」
アリスが咄嗟に玄関ドアに強化魔法をつけてくれた。
頭がじんじんと痛むが、大した事はないだろう。
〜〜〜〜〜
「.......大丈夫?」
「大丈夫だ。で......クッキーは?」
「あんた.........ったく、あるわよ」
アリスのクッキーは旨い。
自分の体より、アリスの菓子を優先するほど旨い。
呆れた様にアリスは笑うが、何処か嬉しそうだ。
私が来る前に、何かイイコトがあったのだろうか。
....それを招いたのが人だったら...少し嫌だな....。
「んん〜....美味しい!!」
「そりゃどうも」
アリスは素っ気ない。
..そういえば、アリスがお菓子を食べてるとこ見たことないな..?
きっと可愛いんだろう、死ぬまでに一回は見てみたいぜ。
「なぁ、アリス...食べないのか?」
「...私は紅茶で結構よ」
むっ、中々に釣れない女だ。
これじゃ、私の謎の意地が出てくる....。何とか食べさせてぇ..!!
「私のクッキーは甘くないもの、バクバク食べれる貴女が凄いわ」
「そうかぁ?....じゃあさ、口移しはどうだ?甘さなんて、気にならなくなるん
じゃないか?」
しまった.....!!
何を私は言ってるんだ!?
口移しなんて、私の欲望でしかないじゃないか!!
不安気にアリスの顔を見ると、顔を真っ赤にさせて口をパクパクさせていた。
.....?
お、怒ってる....のか?
「は、破廉恥ね..........!!」
「あぐぅっ...!!!」
そんな二人を慰める様に上海が新しいお菓子を持ってくる。
...また違う味のクッキー....?
「も、もう、口移しじゃねぇって!!ほ、ほら、私が食べさせてやるって意味の..!」
「最初っからそう言いなさいよ!!勘違いするでしょう!?」
うぐっ......!!
ア、アリスの言う通りだ....。
しかし、そんな反省とは逆に、手が無意識にクッキーへと伸びていく。
..アリスも私の様子を凝視している。
なんだこの、気まずい空気......!!
「食べろ、って?」
アリスの声で我に帰り、自分の行動に思い耽る。
気付けば、アリスに向かってクッキーを差し出していた。
「あああああここここコレはち、違うんだよ!!決してそういう訳じゃ..!!」
「.......ん」
指先に温かい感触は伝わり、直ぐに消えていった。
指先に視線を向けると、持っていた筈のクッキーは無かった。
「はぇ....?」
「何よ、あんたが食べろって言ったんじゃない...」
...逆にこっちが恥ずかしいぜ......?